執筆者 西村 | 2024年05月30日 | 雑記帳
「奇跡のリンゴ」の木村さんのお話は色々な示唆を与えてくれます。彼の言動から彼を変人扱いする人達もいる様ですが、彼の信念の強さは並大抵ではないと感じます。りんご農家でありながら、りんごでの収入が8年間もなかったら、りんご農家であることを諦めてしまうことでしょう。もしかしたら私なら、途中で農薬を使う普通農法に切り替えてしまうかも知れません。彼のりんごの自然農法は勿論素晴らしい偉業ですが、それ以上に彼の優れたところは「信念の持続」だと私は思っております。彼のリンゴの育て方は科学的ではないかもしれません。化学肥料も農薬も使わないのですから、科...
執筆者 西村 | 2024年05月29日 | 自分史
古来から人は蝶をミステリアスな生き物と考えていたようです。ギリシャ語で「プシュケー」と言えば「息」を意味します。それから転じて「生命」「人間の魂」さらに「蝶」を表すようになりました。インドネシアや沖縄では蝶を「先祖の霊」や「魂」の象徴として見ていたようです。私の家でも「お彼岸には蝶になって御先祖様が家に帰って来る」と言って、迎え火を用意していました。すると、蝶が何処からともなく飛んできた事を、不思議に思って眺めていた事を今でも思い出します。またお葬式にも頻繁に蝶を見かけました。冬には流石に見ることはなかったですが、小学生3年生の11月...
執筆者 西村 | 2024年05月28日 | 自分史
「可愛い子には旅をさせよ」と言って親達は、子供達に一人旅をさせたりしていた事が昔はありました。私も親からお金を貰って、東北地方をテントを待って旅をした事があります。もう時効になったと思うので良いかと思いますが、その旅で恐山に立ち寄り、ひと通り観光したので宿を探したのですが生憎その日は大祭の期間だったせいで満室。仕方がないので、硫黄の匂いが漂う三途の川ほとりでテントを立てて就寝しました。その夜は風もほとんどなく月も綺麗に見れるほどの快晴でしたので、テントでも熟睡出来ると、たかを括っておりました。しかし、夜中になると何処からか「チリーン、...
執筆者 西村 | 2024年05月27日 | 雑記帳
松竹梅とは「歳寒三友」とも言われ、冬でも青い竹、冬に花を咲かせる梅、冬でも緑を保つ松が不老長寿の象徴とされています。その中でも松は生命力が強く、荒地にも根をしっかりとおろす為、防風林などして植えられてきました。東日本大地震で残った「奇跡の一本松」は有名なお話しですね。その為、松は魔除けとかにも使われて、正月には門松を供える様になりました。苗字や名前に松の字が入る方が多いのも、その現れと言われております。松は「待つ」にも通じ「努力精進し根を繁茂させ、じっとその結果を待つ」と言う意味も含まれていると聞きます。日本語の素晴らしさは漢字よりも...
執筆者 西村 | 2024年05月26日 | カウンセリング
ネット界隈では2025年の夏に大きな災いが起きると盛り上がっているようです。予言めいた事もまことしやかに流れ、一喜一憂する方も出ているようです。また相談者の中には、「2025年7月の予言についてどう思いますか?」と聞いてくる方も多々おります。天災はいつ来るかわからないからこそ、古代からその発生日時を占う催事が行われてきました。当たった人が持て囃され、時には権力者となったりもしました。しかし外れた人はその存在を否定され、消えて行った人達もいたようです。人々にとって悪い事ならば起きない方が良いに決まっているのに、天災日時を当てた人が脚光を...