執筆者 西村 | 2025年02月13日 | 老化
日本では、65歳以上を高齢者と定義しています。既に人口の約三割は高齢者となっている現状です。そのうち65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と区別しています。こうした超高齢化社会を迎えようとする中、介護者の求人は多いのですが、求職者が少ないと言うのが現実でもあります。今では「高齢者が高齢者を介護する」老老介護が多くなって来ております。その中の三割以上が、要介護者と介護者の年齢が共に75歳以上の後期高齢者同士となっています。お互いに身体を労われる歳になっていながら、支え、支えられていると言う現状です。この人口ピラミッドを変えて行...
執筆者 西村 | 2025年02月12日 | 雑記帳
岡田准一主演の「永遠の0」と言う映画を観た方もいらっしゃるかと思いますが、この話のもとになったのが、日本が終戦の調印をした戦艦ミズーリーに落ちた戦闘機の事であった、という事はご存じでしたでしょうか。戦艦ミズーリーに当たった零戦が一機だけあり、500キロの爆弾を積んでいたのに爆発せず、船橋に少し火事を起こしたくらいで済んだ為「特攻隊の被害を受けていない戦艦」と言う事で、調印の場所に選ばれたようです。アメリカ軍は、特攻隊による被害を非常に小さく発表していたようですが、台湾人の黄文雄が書いた「日本人はなぜ特攻を選んだのか」には「特攻での命中...
執筆者 西村 | 2025年02月11日 | カウンセリング
「身体は食べたもので創られ、心は聞いた言葉で創られる。そして未来は発する言葉で創られる。」と言う言葉がありますが、まさに真理だと思います。子供達は親の言葉の基に育ちます。「粗野な言葉を使う親の下で育った子供達は、粗暴になり易く、言葉遣いをきちんと教育された子供は、自制が効く子供になる。」と言う実験結果もある様に、子供達は親の言葉遣いで大きく変わります。映画「ミステリと言う勿れ」では「子どもの心は乾いていないコンクリートとようなもの。何を落としたかで、落としたものが形を造り、残ってしまう。」と言うようなセリフがありました。まさに言い得て...
執筆者 西村 | 2025年02月10日 | 雑記帳
今では第二次世界大戦において、日本国が戦争に参戦した事に対して、多くの国民がマイナス的なイメージを持っていますが、プラス的な要素もあった事を忘れてはならないと思います。例えば、1944年日本軍はインド国民軍と共に、インパール作戦を実行するも、イギリス軍の激しい抵抗を受けて失敗しました。しかし、このインパール作戦を契機として、インド各地で大衆運動が起き、イギリスに対する反乱へと発展しました。その後、ガンジーらの活躍もあって、インドの独立へ繋がったと言われています。中華人民共和国と大韓民国が「日本の軍国主義に反対」と言う様な事を戦後80年...
執筆者 西村 | 2025年02月09日 | 雑記帳
節分に行われる追儺(ついな)とは、疫病などの災難を追い払うために、鬼を払う儀式のことを言います。大晦日に行われる宮廷の年中行事として始まり、奈良時代頃に日本に伝わりました。追儺の主な特徴は次の通りです。⚫︎方相氏(ほうそうし)が鬼を追い払う。⚫︎桃の弓や葦の矢、桃の杖などで鬼を追いかける。⚫︎陰陽寮が儺祭を行い、方相氏が大声(儺声)を発し、戈で盾を3度打つ⚫︎群臣が鬼を追いかけ、鬼は四門を回り、滝口の戸から逃げ出すこの儀式には桃の木が使われます。ここで、桃太郎のお話を連想された方...