うつらない病気

うつらない病気

病気には大きく分けて2種類があると言います。一つは「他人にうつる病気」これは、病原菌など外部からの異物や要因によって起こる病気です。例えば、インフルエンザや結核や赤痢など、菌類などが身体の中に入る事で、それを駆逐できなかった時に発病します。もう一つは「うつらない病気」例えば、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の事などを言います。言い換えると「内から出る病気」です。この2種類の病気をみた時に治りやすいのは、どちらの病気でしょうか?皆様がお考えになった通り、「うつる病気」の方が治すことが出来ます。「うつる病気」は外部要因が殆どなので、その要因...
数字やアルファベット

数字やアルファベット

数学においては、まず基本的に数字がなくては成り立たないでしょう。英語においては、アルファベットがないと単語が作れなくて、単語がないと文章が成り立ちません。魂や神の存在は、学問における数字やアルファベットに当たるものだと、ギリシャの哲学者達は考えていたようです。特にソクラテス、プラトン、アリストテレスは哲学の根源的なるものに、イデア(魂)や神をおいていました。アルファベットで単語が出来て、単語を組み合わせて文章を作る。同じく、複数の数字を組み合わせる事で、一定の数字ができ、それを足したり引いたり、掛けたり割ったりする事で、様々な高度な数...
ユング

ユング

ユングもフロイトと同じように「夢の解釈」をするのですが、彼の業績は「広大無辺な無意識の世界を開拓した」と言うところにあるのではないでしょうか。彼は幽体離脱体験をして「宇宙即我」の悟りを得たようです。ユングは、一種の新興宗教的な雰囲気を漂わせながらも、キリスト教では新宗教をつくれないので、その代わりに「心理学」と言う学問で、「キリスト的新宗教」を世の中に問うたのではないかと思われます。また彼は、人類が共有する「元型」的な無意識のようなものについて、「元型論」と言う書籍の中で説いています。「元型」とは、今風で言えば「アカシックレコード」の...
フロイト

フロイト

心理学において三巨頭と言われているのが「フロイト」と「ユング」と「アドラー」です。アドラーについては以前、書かせていただいたことがありますので、今日は「フロイト」ついて、思うところを書かせていただきます。フロイトは著書「夢判断」あたりから後「幼少期の幼児性欲が、色々と人生に影響する」と言うような考え方をし「幼児の時における色々なコンプレックスのようなものが、成人してからも人生航路に影響を与える」と考えました。この為「幼少時に出来たトラウマ(精神的外傷)のようなものが何かないか」と言うことを調べていきます。そして「原因を追求し、原因が分...
現代の学問

現代の学問

現代の学問の基礎を作ったのはアリストテレスとされていますが、その師匠プラトンの、そのまた師匠がソクラテスです。そのソクラテスは、「学問の始まりは対話篇から始まる」としております。プラトンが書いた記述を見れば分かるように「真理を発見して行く過程は、対話からなされている」ということです。ある人が疑問に思ったこと、不思議だと感じた事柄を、対話して行く中で、一つ一つ解きほぐし、まるで筍の皮を一枚一枚剥がして行くような感じで、真理の核を見つける感じなのでしょう。「何のために学問をしているのか?」と現代の学者がソクラテスに問われたら、どう答えるで...