智慧と知識と情報

智慧と知識と情報

現代では「頭の良い人」=「情報をたくさん持っている人」となっているようですが、これがAiの進化で覆ろうとしています。情報は知識へと進化していく事で人の役に立つ道具となっていきます。情報だけでは世の中にプラスを生み出せません。世の中を良くして行くためには、情報が知識としての生産性を持たなければなりません。Aiはその最たるものでしょう。しかし知識は生産性はあるかもしれませんが心の部分、いわゆる「精神性」が欠けています。人間を機械のように扱うにはAiで充分でしょうが、人間をより人間らしく成長させて行くには、どうしても智慧が必要となります。熟...
虚栄心

虚栄心

あなたの周りや、どこの組織にも「他人の言うことを一切聞かない人」がいるかと思います。彼らの共通した心の傾向性として「虚栄心が強い」と言うことが言えるようです。虚栄心とはなにか?「うわべだけを飾ろうとする心。...
嘘つき

嘘つき

嘘をつかないと言うのは人間として当たり前のことだけれど、時には嘘を付かなければならない事もあります。その人のこれからの人生を想うと嘘をついてでも離れなければならない時。その人の成長を考えると、ここで自分が鬼となって厳しくならなければならない時。そうした時に、人は潜在意識と表面意識のズレにストレスを感じます。そのストレスこそが嘘をついたことに対する罪悪感です。罪は感じていないけれど、何とも言えない暗い気持ちを感じる方もいらっしゃることでしょう。でも本当の嘘つきは、その微かな罪悪感や暗さすら感じなくなっています。まるで水を立板に流すが如く...
公明正大

公明正大

他人に対して影響力を持つようなリーダーや指導者になった場合、大切なことは何かと問われたならば「公明正大」や「公平無私」と私は答えます。自分の好き嫌いで、人を重用したり貶めたりするようならば、もはやリーダー自身が害悪に成り下がってしまい、むしろその地位にそのリーダーが存在しない方が、組織自身が活性化すると言う現象を嫌と言うほど観てきました。皆さまも何処かで、そうしたリーダーや指導者との接点があったのではないでしょうか。逆に言うと、他人に対する公平無私の評価が出来るだけでも、その方がどんなに経験値が浅く若くても、リーダーの素質があると言え...