2つの民主主義

2つの民主主義

民主主義の中には2つのベクトルがあると言われています。一つは「自由」に向かう民主主義であり、もう一つは「平等」に向かう民主主義です。自由を求める民主主義は、アメリカで生まれ発展しました。「人は生まれながらの血筋や家柄に関係なく、なりたいものになれる自由」「人は行きたい所に行き、したい事を行える自由」そうした自由を大切に思い、育てて来た国がアメリカでした。かたや「平等に向かう民主主義」は、共産主義的な考え方や、全体主義的な流れを生んでいきました。「貧富の差が激しくなることは、民主主義的に許されることではない。人間は平等なのだから、結果に...
米国は日本をどう観るのか

米国は日本をどう観るのか

第二次世界大戦前には、米国は「日本人はインディアンと一緒だ。本当の高等宗教を知らない野蛮人だ。」と思っていたと言われてます。だから、かつてインディアンを滅ぼした様に、日本人も一掃しないとならないと考えた節が見受けられます。インディアンも信仰は持っていました。各部族により若干は異なりますが、大体は「太陽信仰」や「自然信仰」が多く、これらが日本神道に似ている為、米国は「日本人=インディアン」と捉えたのでしょう。インディアンの宗教には「教義」「教典」がありません。確かに、日本神道もインディアン信仰も、先祖代々、口伝で伝わってきた神々への儀式...
人間対人間

人間対人間

私もだいぶ前になりますが(野茂がドジャースで活躍していた頃なので、分かって貰えるかも知れません)アメリカのカリフォルニア州に単独でビジネスの種を探しにホームステイしていました。その時に、二つのカルチャーショックを受けました。先ずは人種差別的な考え方です。私がステイしていたオレンジ郡のある町では、毎週末にフリーマーケットが開催されるのですが、そこに日本人のお友達に誘われて出掛けました。その際に、お父さんとお母さんに連れられて歩いている、5、6歳の金髪の可愛らしさ女の子とすれ違ったのですが、すれ違いざまに舌打ちされて「イエローモンキー」と...
核のない世界

核のない世界

2016年5月27日に、当時の米国大統領だったオバマ氏が広島の平和記念公園を訪問し、原爆死没者慰霊碑に献花しました。その際、オバマ氏が頭を下げないことが問題になりましたが、頭を下げないことで「謝罪したかのように捉えらないこと」を意識していたそうです。戦後80年を過ぎて、今更言う事でもありませんが、原爆を世界で初めて使用し、日本に2発も落としたのは他ならぬアメリカ合衆国です。その行為によって数十万人の日本人が命を落としました。オバマ氏は「子供たちの未来のために核兵器の保有を放棄する」ことを提案しましたが、自分達が犯した罪については言及し...