執筆者 西村 | 2025年09月19日 | 本当の終活
アリストテレスは「人間は幸福を目的とする」と言いましたが、幸福になる為には、色々な行動、言動、活動に対して、自由が与えられなければなりません。同じ様に、チャンスも平等に与えられなからば、幸福になる機会が偏ってしまいます。例えば、学校を選択する自由、意見を発表する自由、職業を選べる自由、どこへでも移動できる自由などがなければ、私達は籠の中の鳥達の様な、制限された自由とチャンスのみになってしまいます。当然、幸福も限られたものにならざるを得ないでしょう。チャンスが平等になされたら、その結果においても公平でなければいけません。「チャンスが平等...
執筆者 西村 | 2025年07月05日 | カウンセリング, 生前葬(感謝の会)
誰にでも短所や欠点はあるものです。それをちゃんと認識している人は、ある意味で幸福かも知れません。「一病息災」と言う言葉の通り「身体に何か悪いところがある人は、身体を労わるので長生きする」と言う事が、実際にあるとお医者様から聞いたことがあります。同じように、自分の欠点や、弱点を30歳、40歳になっても意識している人は、あまり無理をしませんし、やはり成長の余地があります。悩みの種として、持っていることがいくつかあるかと思いますが、それはまた自分を励まし、育てる種でもあると考えた方が良いですね。例えば、60、70歳になっても「自分はまだ勉強...
執筆者 西村 | 2024年01月23日 | カウンセリング, 自分史
「人生とは幸福になる為の冒険の道すじ」と言った方がいらっしゃいましたが、幸福とは探すものではなく、見つけるものだったのだと、この歳になって漸く気がつきました。「幸せの砂金」は色んなところに落ちていて、それを拾い集めることが人生ではないかと…そう思い始めております。「おいおい、今頃そんな事に気がついたのか?」と神様に笑われそうですが、幸せになろうとガムシャラに足掻いていると、60年生きていても分からないものなのですね。自分の幸せの為、家族の幸福のため、会社の発展のため…色々な理由をつけて私は生きてきましたが、いつも何処かに満たされない欲...
執筆者 西村 | 2023年12月18日 | カウンセリング
特に最近は「自分の気持ちを考え過ぎる」方が多い気がします。「自分はあの事で傷ついたのか」「自分は幸福なのか、不幸なのか」どうしても主語が「自分」や「私」になっている人たちが、自分の事を考え過ぎる傾向が強いようです。そう言う人ほど「自分」と言う主語を、周りの人たちに変えてみる事を私はお勧めしております。例えばご夫婦の関係で悩んでいる奥様に「私は不幸かも」と考える事を一旦辞めて貰い、代わりに「ご主人は不幸だと思っているのか否か」を考えて貰います。そうすると多くの奥様から「若しかしたら不幸だと思っているかも知れない」と言う答えが返ってきます...
執筆者 西村 | 2023年09月13日 | 自分史
清々しい朝が来て、皆が起きてくる。「おはよう」「おはよう」顔を洗い、朝食を食べ、歯磨きして、出かける。「行ってきます」「気をつけて」こんな平和な日がずっと続けば良いと思います。しかし、ずっと永遠には続かないことは分かっています。皆んな、いつかは年老いて、この世を去って逝く。突然、挨拶も出来なくなってしまう時もあります…悲しい事だけれど、現実は厳しい。そんな悲しい出来事が来ないように願いたい。であるならば、今この時の平和を心から楽しむことが大切になります。今この時に幸せを感じよう…そう思って私は今日も生きていきます。...