執筆者 西村 | 2024年04月21日 | 自分史
「傷つくまで人を愛したことがあるか?」と師匠に言われたのは24歳の時。正直言って、そこまで人を深く愛した経験が無かったから、傷つくまで心も痛めたことはありませんでした。それから40年近く経って、どうだったかと問われると、あった様な無いよう様な…微妙な感じがします。と言うのも、心が傷ついたのかさえ分からずに、ただひたすらに悲しんだ事は幾度かあったけれど、果たして傷が残るほどだったのかと思うと考えてしまうからです。心底から他人を愛した人は、きっと別れてしまった時に心が深く傷ついたことでしょう。でもそれが、気が付かないほどに心がズタズタにな...
執筆者 西村 | 2022年11月10日 | 雑記帳
私も含め多くの人たちが、心無い言葉や行為によって傷つけられてきました。いや今日だって傷つけられたかも知れません。しかしこの心の傷は癒そうと試みても、なかなか癒される事はありません。何故なら癒そうと思うと、その時の嫌な思いがまた蘇るからです。だから「自分の心を癒そう」と思うのでは無く、いっそ「忘れてしまう!」方がよっぽど良いのです。思い出さないように、口に出さないように、忘れてしまうことが一番です。...