愛の収入

愛の収入

お金儲けが上手な人もいれば、多くの人から愛される人もいます。お金を集める事が上手な人がお金持ちになり、人の愛を集めることが上手な人が愛される人となります。では、どうしたら人の愛を集めることが上手になれるのでしょう?お金は、働けば収入が増えていくのが自然です。時給で働いている人ならば、他人が8時間働くところを10時間、12時間働けば、普通は収入が増えるはずです。それでは、愛はどうでしょう。愛は他人に与えれば与えるほど、自分が愛される人となるようです。他人の事が大嫌いで、人に愛される人はいません。ここがお金の集め方と愛の集め方の大きな違い...
心

「心」は目には見えないけれど「心遣い」はその人の言動に現れてきます。「思い」も見えないけれど「思いやり」は、その人の優しさがじんわりと伝わってきます。「愛する」気持ちも伝わり難いこともあるけれど「あなたが愛しい」と言う気持ちは、笑顔や言葉に出てきます。優しい想いも、温かい心も、その人の言動や姿形や仕草などに現れてきます。ですから憎しみや妬み、愚痴や不平不満のマイナス的思いも外側に出てきてしまいます。病気も自分の思いが作り出している現象である事を身をもって知っていたから、昔の人は「病は氣から」と言ってきたのでしょう。...
好意と愛

好意と愛

「好き」と「愛」は同じでしょうか?違うものなのでしょうか?私は人に対する好意と愛は明らかに違うものだと考えております。「好き」には様々な好意が含まれています。「あなたの優しさが好き」「あなたの気遣いが好き」「あなたの声、あなたの姿形が好き」好きには部分的な好意が込められている気がします。しかし「愛」となると、もっと包括的な形に変化していくようです。「あなたの良い所も悪い所も愛している」「あなたの全てを愛している」好きな人には愛を求めない時もありますが、愛する人には愛されたいと想う…それほど「好き」と「愛している」の間にはある種の隔たり...
愛と情熱

愛と情熱

「愛と情熱」どちらも燃え上がりそうなイメージがありますね。どちらも、その念いによって大きな炎の様になってしまうこともあります。その炎が時には良い結果を産む場合もあるし、時には周りの人達を焦がしてしまう時もあります。周りの人達に被害が及ぶ炎とは「派手さ」から来る様に思います。「派手さ」の行為の中には「自分への見返りを求める」想いがあるようです。「私はこんなに素晴らしい事をしています」「私は多くの人を幸せにしようとこんなに努力をしています」等と目立つようなパフォーマンスを繰り返すようになって行きます。でも本来の愛と情熱は別次元のところにあ...
他人

他人

「幸福も不幸も全ては人との関わりの中にある」と先人達は、同じような言葉をいくつも残しています。無人島に自分独りだけで暮らしていれば、他人との衝突もなく暮らしていけるのですが、幸福を感じる時は少ないでしょう。他の人がいて、共に語り合い、共に手を握り、共に愛し合うことができ、共に仕事や生活ができ、共に学ぶことができる…こうした事によって嬉しく思い、幸福に感じるように人間は創られているのかも知れません。幸福とは人と人の間にあるものなのでしょう。愛も人と人の間に生まれます。愛と幸福はよく似ていますね。...