悲しみ

悲しみ

人間生きていれば数多くの悲しみに出会います。悲しい出来事を好き好んで選ぶ人はいないかと思いますが、こちらが求めようと求めまいとやって来てしまうものです。悲しい出来事が起きた時に、大きく分けて二つの反応があるかと思います。一つは、悲しみに苦しみ悩み、自己憐憫に陥り、時には腹を立てて怒りをあらわにする人。もう一つは、どうしてこんなに悲しいのか内省し、自分を鍛えてくれる砥石のような存在だと捉え、自分の内側にある途方もない力に気付く人。悲しみに効用があるとするならば、後者の人のような気持ちに成らなければ、得られることはないでしょう。そして、悲...
人の一生

人の一生

人の一生は水から始まり、水で終わります。私たちは誰でも、生まれてくる前にお母さんのお腹の中の羊水で過ごします。羊水の成分は海水によく似ています。その羊水の中で最初はえら呼吸して、人間へと成長して行きます。まるで進化の過程を辿るように、魚類から両生類、爬虫類、哺乳類へと成長して行きます。また日本では亡くなる時には「末期の水」と言って、菊の葉や綿に水を含ませて、亡くなった方の口元を湿らせます。このしきたりには「なんとかもう一度、この命の水で生命を蘇らせて欲しい。」という切なる願いが込められているそうです。そっと水を口元に与えることで、水の...
循環

循環

調和の「和」は「輪」とも繋がり「円」を意味します。宇宙の法則は、この調和と、調和を崩すもの=「進化」から成り立っているのだと私は考えています。「進化は調和を崩すのか?」と言うところが気になるかと思いますが、この調和を乱さない進化を求めて、宇宙は動いているような気がします。調和はルールや規則と言い換えても良いでしょう。宇宙が規則正しく守られているうちは、宇宙は安定しています。しかし、そこに惑星同士の追突や惑星の爆発などのイレギュラーなことが起きると、一気に調和が乱れて行きます。調和が乱れると、無くなるものも出て来ますが、小惑星帯などの新...
確率

確率

人は毎日、数百から数千の決断を行っていると言われております。「え〜そんなに決めてないよ!」と言われてしまいそうですが、例えば朝起きて何をするかについても決断しております。「トイレに行こうか、顔を洗おうか?」それでもどちらかを選んで、先に行動します。これも1カウントです。こうした選択の結果が今日の一日の結果であり、一週間選択した結果、一年間選択した結果、十年間選択した結果が今の自分の状況になっている訳です。何処かで選択を変えていれば、今の自分は違っていたかも知れません。全然別人のような自分になっていた可能性は否定出来ません。その決断、選...
秋

お彼岸になると、既に亡くなられた御先祖をお迎えするために、迎え火を用意したりします。またこの時期は、農作物収穫の感謝の祈りを込めて、お祭りも開催されたりもします。いよいよ秋が近づいて来た感があり、有り難いような物悲しさを感じたりもします。それは冬が来る事を思ってしまうからなのかも知れません。私は元来寒いのは苦手なので、冬があまり好きではありません。一時期新潟に住んでいたにも関わらず、スキーなどのウインタースポーツはやる気が起きませんでした。「何故わざわざ寒い郊外に出て、冷たい思いをしてまで、汗をかかなければならないのか」理解出来ません...