生きている

生きている

私達は「自分の人生だから自分一人で生きている」そんな感覚で毎日を過ごしているのかも知れません。でも、実際のところ自分一人では生きていけない事ははっきりしています。昨晩から今朝まで寝ていた寝具も自分が作った訳ではなく、誰かが作ってくれたからぐっすりと眠れました。朝食に並んだご飯も、味噌も、卵も、納豆も自分が作ったものではありません。誰かが働いてくれて今目の前に食事として命を差し出してくれています。満員電車で嫌だと思って通う会社も、電車も、無くなってしまえば、通勤にも生活の糧にも困ってしまいます。私達は周りの人達のお陰で、奇跡的に生かされ...
感謝される人

感謝される人

「他人に感謝することが大切です」と言う事を、色々な表現方法で世の中に伝えている方々が沢山出てきました。素晴らしいことだと思いますし、この世界が本当に感謝する人たちで溢れたら、どんなにか素晴らしい世の中になることでしょう。でも感謝する人も必要だけれど、感謝されるような人達も大勢必要だと私は思っております。つまりは、「他人の為に働く人」がたくさん必要だという事です。別に周りの人からの感謝が欲しくて働くのではなく、身体が勝手に周りの人の幸せのために動いてしまう人…そんな人たちばかりになれば、世の中が大きく変わることでしょう。せっかく、生まれ...
他人に頼る

他人に頼る

「何でも自分で何とかやってやる」そう思う気持ちは、克己心や自助努力の精神を養う上でとても大切な事ですが、行き過ぎると「利己心」に繋がっていきます。「自分が、自分が」の世界は自我の世界と結びつき、周りから孤立させられるだけでなく、仕事自身も進まなくなります。何でもかんでも他人に頼るのは良くないけれど、本当に困った時には「助けて下さい」と言える勇気も必要です。何故なら、お互いに助け合う為に神様は多くの人間を創られたのだから。「子供たちよ、仲良く調和し、発展繁栄していきなさい」という想いで、私達と地球を創ってくださったのだから。...
悲しみ

悲しみ

人は自分が持っているものを失うから悲しくなります。大切に想っている人や、愛している人が自分のもとから離れてしまう。大事にしていた想い出があるモノを失ってしまう。こうした「自分のもの」と思っていたことを、何らかの理由で失うと、苦しくて哀しくて仕方がありません。でも、愛すべき人達も、大切なモノたちも、生まれた時に私達は何一つ持っていなかったはずです。何も持たずに身体一つで生まれてきました。だから、もし全てを失ってしまったとしても、ただ生まれた時に戻るだけ。また最初から、愛する人を見つければ良いし、また大切な想い出を創れば良い。でも・・・そ...
反省と感謝

反省と感謝

日々の出来事に翻弄されて生きていると、ふと想うことがあります。「自分の人生を生きるとは?」他人に振り回されたり、生活の糧を得るための仕事に自分の時間の大半を持って行かれたりしていると「自分の人生の王道」を見失ってしまいます。そんな時には反省と感謝が役立ちます。「ごめんね」と謝らなければならない事が起きたならば、その場で謝ろう。その場で謝罪出来なかったならば、心の中で謝ろう。「ありがとう」と口に出さなければ伝わらないならば、躊躇わずに笑顔で「ありがとう。助かったよ」と伝えよう。その場で言えなかったなら、心の中で「ありがとうございます。」...