青色発光ダイオード

青色発光ダイオード

青色発光ダイオードを発明し、ノーベル賞を受賞した3人の中に中村修二氏がおります。彼は、徳島大学を卒業して京都大学の大学院を受けたのですが落ちてしまい、日亜化学工業に就職しました。そこで、青色発光ダイオードの実用的な高輝度青LEDを発明して、会社に多大な利益をもたらしました。しかし、会社側は「予算をつけて研究させてやったのは会社だから」という理由で、ボーナスを2万円上げただけでした。その後、中村氏はアメリカに渡り大学の教授になりましたが、同僚達からは「スレイブ(奴隷)ナカムラ」と呼ばれていたそうです。「あれだけの発明をして、ボーナス2万...
年齢不相応な考え方

年齢不相応な考え方

いつの時代にも、きっとジェネレーションギャップは存在した事でしょう。「今時の若いものは…」とか「おじさんやおばさんには、わかんないよな〜」とかで、一括りで括ってしまい、大きな枠に押し込めて仕舞えば、お互いから学ぶ事は無くなってしまいます。年齢が上がってきた人であれば、若い人たちの考え方や風習や文化がどんな風になっているかについて、出来る限り関心を持ち、理解できるように努力しなければならないでしょう。また若い人達は、上の人たちがどの様に考えているのかについて、理解できる様に努力していくことことも大切な社会勉強に一つだと思います。こうした...
自分の最期を考える④

自分の最期を考える④

③に引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。⑥事前指示書を完成させましょう「事前指示書」とは、昏睡や意識レベルが低下した時、ボケて正常な判断が出来なくなった時に「どこまでの医療を受けたいのか、受けたくないのか」また「何処で、誰に、どんな介護を受けたい」とか、更に「葬儀や墓や戒名など」意識清明で、意思表示可能な時に、前もって希望を認めておく書面のことです。⑦人生の節目に「生前葬パーティー」を行う生前葬パーティーを開催することで、家族や友人知人達にも「死」を意...
自分の最期を考える③

自分の最期を考える③

引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。④余命6ヶ月を想定し、したい事の優先順位を書き出しましょう「やりたいこと」「やっておかなくてはならないと思うこと」を列挙し、それに優先順位をつけていきます。こうしておけば、死に際になって「ああしておけば良かった」「こうしておくんだった」と言う後悔が無くなって、心置きなく死ねるのでは無いでしょうか。⑤棺桶に入ってみましょう私達は最期は裸に薄着を纏わされて、寝返りもうてないほどの狭い、畳半畳ほどの空間に押し込まれてしまい...
自分の最期を考える②

自分の最期を考える②

昨日に引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から、自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。③別れの手紙、録音、録画を準備しましょう突然の別れに対しては、どうしても「ああすれば良かった」「こんなことしてあげとけば良かった」などの後悔と、故人と話がしたいと言う想いが出てきます。そんな時に、家族や親しい人達への想いを綴った手紙、録音、動画があれば、お世話になった皆に対してお話は出来ませんが、自分の想いをいくらかでも伝える事が可能です。手紙には手紙の良さがありますので捨てきれませんが、私は動画をお勧めして...