嘘つき

嘘つき

嘘をつかないと言うのは人間として当たり前のことだけれど、時には嘘を付かなければならない事もあります。その人のこれからの人生を想うと嘘をついてでも離れなければならない時。その人の成長を考えると、ここで自分が鬼となって厳しくならなければならない時。そうした時に、人は潜在意識と表面意識のズレにストレスを感じます。そのストレスこそが嘘をついたことに対する罪悪感です。罪は感じていないけれど、何とも言えない暗い気持ちを感じる方もいらっしゃることでしょう。でも本当の嘘つきは、その微かな罪悪感や暗さすら感じなくなっています。まるで水を立板に流すが如く...
公明正大

公明正大

他人に対して影響力を持つようなリーダーや指導者になった場合、大切なことは何かと問われたならば「公明正大」や「公平無私」と私は答えます。自分の好き嫌いで、人を重用したり貶めたりするようならば、もはやリーダー自身が害悪に成り下がってしまい、むしろその地位にそのリーダーが存在しない方が、組織自身が活性化すると言う現象を嫌と言うほど観てきました。皆さまも何処かで、そうしたリーダーや指導者との接点があったのではないでしょうか。逆に言うと、他人に対する公平無私の評価が出来るだけでも、その方がどんなに経験値が浅く若くても、リーダーの素質があると言え...
信念がない人

信念がない人

信念がない人は、自動的に自己保身してしまう。信念がない人は、いつも逃げ場を探してしまう。信念がない人は、裏表がある。信念がない人は、恥をかきたくないと逃げ回る。私自身も上記のことに思い当たってしまう事がありますが、「私の事かな?」と思えれば、まだ救いがあるそうそうです。何故なら自分を客観視出来る目を持っているから。本当に信念がなくて、クラゲのような人生を送っている人は、自分自身が自己保身に走っていることも、いつも逃げ場を探して彷徨っていることも、裏表もなく正直に生きていると言っているのに、恥をかかないように苦手なことからは全て逃げてい...
注意

注意

私だけではなく皆さまもそうでしょうが、人から注意されるのは嫌なものです。人は誰しも「他人の欠点はよく見えるけれど、自分の欠点は分からない」ものです。子供の頃は、自分の欠点を指摘してくれる大人や仲間達が沢山周りにいましたが、大人になってくると、積極的に指摘してくれる他人が居なくなってきます。それは歳を重ねるほどに…ただ非難批評の為の注意ならば遠慮したいところですが、本当にあなたの事を思って注意してくれる人が周りに一人でも居るのならば、その人をこれからも大切にしなければいけないと感じます。注意してくれる人は「目の上のたんこぶ」みたいでいや...