会社

会社

仕事は自分一人で完結すると思っていたら大間違いで、本当に一人で出来る仕事と言うのは少ないことが、仕事をこなせばこなすほどよくよく身にしみて分かります。例えば製造業の事務仕事であっても、総務や経理の仕事は自分が出来る範囲で纏まって完結している気でいますが、仕入れを担う人達がいて、それを加工して製品に仕上げる人達がいて、それを出荷してお客様に届ける人達がいる。その結果、売上があがり、利益が生み出され、それらを纏める経理仕事が発生し、働いている社員さん達の給与や福利厚生の為に総務の人達の仕事が生まれる。それぞれの部署で切り取ってしまうと、な...
形態共鳴

形態共鳴

「形態共鳴」・・・聴き慣れない言葉だと思います。ケンブリッジ大学で生化学の博士号を取得し、イギリス王立協会の研究フェローとして活躍したシェルドレイク博士が提唱した理論です。簡単に言うと「世の中の似たような出来事が、何度も世界各地で同じように起きるのは形態形成場が出来上がり、形態共鳴したからだ」という理論です。これでも分かりにくいかと思いますので、良く引き合いに出される具体例を挙げさせていただきますね。「猿の芋洗い」(101匹目の猿として有名です)宮崎県の日本猿の一匹が芋を海水で洗って食べたのをキッカケに、遠く離れた高崎山の日本猿も芋洗...
継続

継続

物事を習慣化するには「毎日欠かさない継続の力」が必要だと言われますが「毎日コツコツが出来ないから難しいのよ!」と言い返されそうです。笑特に初めてのことや、あまり好きではない事は、なかなか数分でも毎日続けることは厳しい…それは自分の体験でもよく分かっています。私も若い頃は、運動にしても、読書にしても、三日続けば良い方で「習慣が身につかない人」でした。その人間が今や毎日のルーティンが23個ある人間に変わったのです。朝の読書、感謝のお祈りから始まり、腹筋、腕立てなどの軽い運動、日記、「ありがとう、ごめんねノート」の記載…数え上げたら23個。...
習気

習気

「薫習(くんじゅう)」と習気(じっけ)とは同じような意味の言葉ですが、薫習と言うと「身体や心に染み付いて離れなくなった学びごと」と言う感じがして、もう一生忘れることはない技のように思えます。かたや習気と言うと「これからその薫習をして行く気持ち」みたいな感じかと思います。私達は初めて挑戦する事でも、習気を持って、薫習して行けば、どんな事でも自分のものになると言う事なのでしょう。でも最初から「どうせ自分には無理さ」とか「そんなに長い間、努力するのは嫌だ」と言う人には「習気」さえ起きずに終わってしまいます。先ずは「やってみよう!」と思う事が...
幸あう国

幸あう国

日本人に「日本国の事を一言で言って下さい」と質問されると、大抵の人は「言霊が幸(さき)あう国」と答えていた時代が長く続いておりました。「言霊によって幸せに栄える国」と言う意味ですが、もはやこの言葉を話す人も少なくなり、目にしたりする機会も減りました。私たちの国、日本は一万年以上も前から言葉を大切にして来た民族です。お祈りの時には祈言(いのりごと)、お願いをする時には願言(ねぎごと)と言って、言葉を神様に届ける行為をしておりました。その際に蝶や蜻蛉などの虫達が現れることを「吉兆」としました。何故なら虫達が自分達の祈りと願いを神様に伝えて...