角

和式婚礼の際には新婦が「角隠し」を被りますが、あれは鬼から来ている事を多くの方はご存知ないかと思います。子供達に「怒ったお母さんの絵を描いて」と言うと、決まって大体の子供達はお母さんの頭に角を描くそうです。二本角や大きな一本角や、色々な形状や大きさで描かれるので、先生達も思わず笑ってしまうそうです。「この子のお母さんは怒らせたら、きっと凄く怖いんだろうな」と想像出来てしまうそうです。話を元に戻しますが「女性は怒らせると怖い。鬼のように角が生えてくる」と言うところから「そうした強さの象徴である角を隠してお嫁に行く」という意味で、角隠しを...
苦難

苦難

「苦難は幸福の門」と言う言葉を聞いたことがあるかも知れません。「苦難困難は一見すると嫌なことだと思われがちだが、それを乗り越えると自分が成長している事に気付き、より一層幸福になっている自分に気づく」と、この言葉を捉えても良いかも知れません。しかしながら短絡的な人は「それじゃあ苦難困難が来ないと幸せにはならないのか」と疑問に思うでしょう。若しくは「幸せになる為に、もっと苦難困難よ来い!」なんて思う人もいるかも知れません。でも苦難困難とは、その人の感情から来るものであって、その人には苦難に見える事でも、ある人には普通の事である場合もありま...
天命

天命

「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉がありますが、現代の解釈では「やるだけの事はやって、あとはお任せしよう」的な感じで使われている様です。しかし本来の意味は「天命を知り、自らの努力を惜しまない」と言う意味であると、私は師匠から聞いております。もしそれが本当ならば、全く逆の意味になってしまいますね。「天命を全うする事が良い結果を生むのだから、結果を待つのではなく、天命を尽くすことに努力する事が何より大切だ」と師匠は言いたかったのだと私は解釈しております。そもそもここでも使われている「天命」とは何なのでしょう。以前も書いた事がありますが...
雑草

雑草

「雑草と言う植物はない」とは、植物をこよなく愛された昭和天皇の御言葉ですが、昭和天皇のお人柄が現れたとてもお優しい言葉だと思います。人間は勝手に米や麦など人間に役立つ草花以外は雑草と決めつけてしまいますが、彼らからすると失礼な話です。彼らも日々一生懸命に生きて、あるものは慎み深く可憐な花を咲かせ、あるものはフワフワと綿毛のような種を撒きます。人に対しても「自分に得になる人とならない人を分けている」ようでは、昭和天皇のような優しいお気持ちには決してなれません。仕事に関しても「雑用」と称して、その仕事を拒む新入社員や幹部達がいますが、これ...