疑問と猜疑心

疑問と猜疑心

疑問と猜疑心は似ているところがありますが、その結果については正反対になる事が多いようです。疑問は「何故そうなるのだろう?どうしてこうなるのだろう?」と探究心や向上心の元になる場合が多いですが、猜疑心は、過去の騙された経験や辛い目に遭った出来事から自分を守る為に、疑う心が芽生え肥大して現れてしまいます。従って猜疑心にはネガティブな想いがあるので「他人を活かす思い」や「積極的になって行こう」と言う考えが生まれてきません。新しい人に出会っても、猜疑心があると自分を護る事しか考えないので、積極的な交流は心から出来ないので、折角の幸福チャンスも...
不動心と執着心

不動心と執着心

自分の目標や使命が決まったなら、それに向かって突き進んで行きたいと思うのですが、その想いが執着心となっては元も子もありません。では「目的を遂行する為に、我武者羅になり過ぎて周りに迷惑を掛けてはいないか?」などの執着心に気をつけるには、どうしたら良いのでしょうか?以下の三つを定期的に自己点検する事が大切なようです。①自分の心の平静が害されていないか?②他人との比較がとても気になっていないか?③客観的に見て焦っていると思われていないか?最終的には「小極では負けても大極では勝っている」と言う状況を創れば良いのですから「肝を据えて、その時が来...
使命、天命

使命、天命

使命とか天命とか時々聞きますが、皆さんはご自分の使命、天命をご存知でしょうか?「使命、天命ってなに?」と言う方もいらっしゃるかと思いますので、私なりの見解をお話しさせていただきます。「使命」とは「今世生きている間に、あなた自身が成そうとしている目標、ゴール」と言い換える事が可能かと思います。「天命」は「幾転生を繰り返しても変わらぬ大目標、永遠のゴール」と言えるかと思います。従って、天命を達成する為に、今世の使命があると言っても過言ではありません。また天命については、ほとんどの人が共通しており「何らかの形で、自分のできる範囲で人類の幸福...
何故いま占いが流行っているのか

何故いま占いが流行っているのか

今ここ数十年間の中で、一番の占いブームが来ているそうです。前回は細木数子さんの六星占術の頃ですから、かれこれ40年近く経ちました。占い自体の歴史は古く、一説によると日本では縄文時代から続いているとされております。占いは12,000年ほど前から生き残っているのですから不思議です。何故、それ程までに占いは続いているのか?と言う疑問はありますが、端的に言うと「未来を知りたいから」と言うことに尽きるのではないでしょうか。しかし、現代ではそれだけではない様です。近未来を知るだけならば、現在ではAIを使えば、それなりの答えも貰える時代です。やはり...
母

母は夜中に何度も私の所に来ては、布団を直して掛けてくれました。美味しい料理を子供達に食べさせてあげたいと、仕事の合間に一生懸命に料理の本を読んでいました。自分の服を買うより、子供達の服にお金を使っていました。自分の事で泣くより、子供達を守ることに必死になって生きていました。そんな母親の事を、愛おしく思わずにはいられません。人生を振り返ると、母親にして貰ったことばかりで、何の恩返しも出来ていない自分を発見します。たとえ逝ってしまっても、感謝の想いは必ず通じるはずです。...