執筆者 西村 | 2024年06月12日 | 自分史
私には40年ほど前に感相学の師匠からいただいた易名があります。「時任悟…時に任せて悟れ」といただきましたが、最初は意味も分からずただ有り難く使わせていただいておりました。しかしある時から、この名前がとても意味深な示唆を含んでいる事に気付きました。時間というものは本当に存在するのか?全ての事柄が諸行無常だから時が作られるのか?時間とは一体なんなのか?そんな事を一生考えていても、決して答えには辿り着けないとは思うのですが、一つの想いが浮かびました。「時間は世界標準で決められた時間で存在しているのではなく、個々人それぞれで時間の流れは異なる...
執筆者 西村 | 2024年06月05日 | 自分史
川田薫先生(1934年生まれ。理学博士。東京理科大学物理学科卒。東京大学地震研究所、東京大学物性研究所を経て、三菱金属中央研究所に入社。並行して科学技術庁(現文部科学省)、通産省(現経産省)などの評価委員、研究員を歴任後、1988年独立、川田研究所を設立。さまざまなミネラルの作用を発見し、その成果を応用)は「たましい」の研究も熱心にされました。「魂が存在するなら亡くなった時に重さに変化があるはずだ」と。こうした研究は多くの科学者が同様の実験を行っております。しかしながら科学的実証にまでは至っておりません。魂に重さがあれば計測する事も可...
執筆者 西村 | 2024年06月02日 | 生前葬(感謝の会)
つい先日、92才で叔父が亡くなりました。一年前に伴侶を亡くしたばかりで、愛した妻を追うような形でした。お葬式に参列しているといつも思う事があります。「きっと家族や親戚、仲の良かった友人達に声を掛けたかっただろうに」と。自分の死が突然であるが故に出来なかった事もあるでしょうし、最後は身体も動かず声も出ない為に話が出来なかった事もあるでしょう。「そんな後悔はさせたく無い!」そんな想いがお葬式に出る度に沸々と湧いて来ます。だからこそ皆様に生前葬をプロデュースする仕事をしております。何もビジネスとして成功させたい訳でもなく、みんなに感謝された...
執筆者 西村 | 2024年06月01日 | 自分史
「夢を持って未来を楽しもう」の夢とは違う、寝ている時に見る夢について今日はお話ししようと思います。皆様の中には夢日記を付けている方もいらっしゃる事と思います。また「こんな夢を見たけれど、それは吉兆、それとも凶兆?」と気になる方もいらっしゃることでしょう。海外ではユングやフロイトの夢心理学が有名ですが、日本では明恵上人が「夢記」を残し、正夢をよく見たそうです。私は夢を忘れてしまうので、正夢を見たかどうかも分かりませんが、同じ夢は幼い頃から何十回も見ていたので良く覚えております。一つは、冷たい石畳の上を裸足で痩せこけた人が、木材で出来た十...
執筆者 西村 | 2024年05月30日 | 雑記帳
「奇跡のリンゴ」の木村さんのお話は色々な示唆を与えてくれます。彼の言動から彼を変人扱いする人達もいる様ですが、彼の信念の強さは並大抵ではないと感じます。りんご農家でありながら、りんごでの収入が8年間もなかったら、りんご農家であることを諦めてしまうことでしょう。もしかしたら私なら、途中で農薬を使う普通農法に切り替えてしまうかも知れません。彼のりんごの自然農法は勿論素晴らしい偉業ですが、それ以上に彼の優れたところは「信念の持続」だと私は思っております。彼のリンゴの育て方は科学的ではないかもしれません。化学肥料も農薬も使わないのですから、科...