首を洗う

首を洗う

最近ではあまり使わないかと思いますが、ドラマとかで「首を洗って待っておけ!」なんてセリフを皆様は聞いた事がありますか?昔の人は「ここは大切なポイントだから身体を清めて対処しよう!」と、行水やお風呂に入ってから物事の準備をしたそうです。「首を洗う」については諸説ありますが「これから首を落としに行くから綺麗にしておけ。」という説が有力です。でも本当は「人にとって大切な首を洗うことで、身体と心を清める。」事にあるそうです。「首」の近くには、人にとって大切な箇所があります。首の上には顔があり、手首の上には手があり、足首の下には足がある。顔、手...
してもらったこと

してもらったこと

私もそうですが、人は「してもらった事」よりも「してあげた事」を強く思うようです。例えば、仕事仲間が大変だった時に手伝ってあげたこと、道に迷い困っている人を助けたりしたこと、妻や夫や恋人が悲しんでいる時に寄り添ってあげたこと…その人に優しくしてあげた事はよく覚えているのに、仕事でアップアップの時に手伝ってくれた同僚の優しさ、親切に道案内してくれた見知らぬ人、苦しくて悲しくて世の中が嫌になっている時に「大丈夫!一緒に頑張ろう!」と言って励ましてくれた大切な人のことを忘れてしまいがちです。誰かに何かをしてあげた時に、貸し借りを考えると全ては...
使命を発見するには

使命を発見するには

人には使命(命の使い方)があります。天命と言う人もいるけれど、天命は「天から与えられた使命」と言う意味があり、この天命については凡そ殆どの人に変わりはありません。多くの人の天命は「他人を助けること」「世の中を良くする為に生きる」この二つの範疇に入るようです。何故なら先ほどお話しした通り、天命は神様から与えられた使命なので「あなたの魂を創った理由」が天命になるからです。ですので、殆どの人の天命は「人を幸せにする」「世の中の発展、繁栄のため」に入ってくるようです。しかし使命となると、今回の命の使い方となるので、発見するのに時間が掛かってし...
幸せの波

幸せの波

「人生は糾える縄の如し」とはよく言ったもので、幸不幸は波のように交互にやって来るようです。私もそうですが、人は誰しも「幸福なことばかり続けば良い」と思いがちですが、幸福な事ばかり続いていたら、きっと幸福に鈍感になり、側から見れば幸せな事も、その人にとっては何も幸せを感じなくなってしまうことでしょう。そうなったらある意味不幸の始まりかも知れません。幸せの麻痺状態の人にとっては、人生は味気なくつまらないものとなってしまいます。やることなすこと上手く行けば、それはそれで楽しい人生かも知れませんが、そんな人生を映画にしたらきっと観客は見にきて...
人としての器

人としての器

「心の中で考えることは、自分自身の事なのか、それとも自分以外のことなのか?」をよくよく考えてみると、自分の器が分かると言います。自分のことが8割以上ですと大体が自己中の器。あまり他人の事は考えていないからそうなりますよね。5割以下ならば、他の人から「良い人」と言われている方が多いそうです。人は願いごとをする時には、大抵は自分の事を願いますが、中には家族や他人様の事を願う方々もいらっしゃいます。どちらが良いとか悪いとかではなくて、何を願い、何を常日頃から考えているかで、その人の「人となり」が出来上がってきます。つまり「人は、その人が考え...