執筆者 西村 | 2024年02月16日 | カウンセリング
努力精進して権力を掴んだ人達の中には、その力を他人の幸せの為に使おうとする人も居れば、自分の為だけに使う人達もいます。その違いはどの様に見分ければ良いのでしょう。簡単な例でお話しすれば、権力を持っている人の周りに「提灯持ち」や「ゴマスリ」を沢山侍らせている場合は、恐らく自分中心の考え方をしたがる権力者だと言えます。他人のことを思い遣る人は、権力に擦り寄って来る人たちを嫌います。また擦り寄って来る者達が「提灯持ち」や「ゴマスリ」であるか否かを即座に見抜きます。次に自己中の権力者は、自分を欠け下ろすような人や、自分に厳しく説教して来る人を...
執筆者 西村 | 2024年02月15日 | カウンセリング
どんな形であっても目立てばそれだけ多くの人に批評され易くなります。「出る杭は打たれる」とはよく言ったもので、特に日本人は同調圧力などが強く、個性的な人には生き難いと言われてきました。しかしながらそうした風潮も、戦後教育の欧米化により払拭されたと言う意見も多くなって来ました。その人達が仰る通りに、日本も個性を大切に育てる環境が整ったのは良いのですが、今度は自我が強すぎる人達も出て来るようになりました。「失敗を指摘されると、途端に機嫌が悪くなり当たり散らすのに、褒められると世界一にでもなったように更なる賞賛を求めるようになる。」人達も現れ...
執筆者 西村 | 2024年02月14日 | カウンセリング
人は誰でも二面性を持っていると言われます。いわゆる「陰と陽」的な考え方ですが、そこに人間特有なゴマカシが入って来る場合があるので、そんなに「白と黒」のように単純に分けられないのが私達の「想い」です。心が落ち込んでいるのに明るく振る舞ったり、心は喜んでいるのに周りに遠慮してちょっと控えめにガッツポーズをとったり…でも一番良くないのは自分の心を誤魔化すこと。本当は差別主義なのに上辺を取り繕い、口だけは民主主義を装うような輩には気をつけなければいけません。その人の本質を掴むには、眼で見るだけでは足りません。心の目である「直感力」がどうしても...
執筆者 西村 | 2024年02月13日 | カウンセリング
よく「群れたがる」人達がいます。「〇〇同好会」とか「〇〇研究会」とかで仲間を増やして楽しんでいる分には良いのですが、その内に「あそこの〇〇の会は、うちらに比べてダメだよね」とか言い始めて、他の集まりを非難批評始めると、もうその集団は末期を迎えているのかも知れません。中には、そうした集まりに限界を感じて、そこから離れようとすると「あゝ辞めちゃうんだ。どうなっても知らないよ。後悔しないようにね。」なんて脅しめいた事を言ってくる団体もあります。こうなるとその組織は、かなり崩壊への道に向かっていると言わざるを得ません。「来るもの拒まず、去るも...
執筆者 西村 | 2024年02月12日 | お客さまの声
私達という存在は、ご先祖様がいらっしゃらなければこの世に居ない、ある意味奇跡に近い存在です。ご先祖様の誰か一人でも居なかったら、生まれてくる事が出来なかった私達なので血統はとても大切です。でも血統や家系ばかりを自慢して、自分自身を底上げして見せている様ではご先祖様が泣いてしまいます。先代よりも立派になってくれる可能性のあるからこそ、先代達は子供に教養や教育を与えます。あまり血の繋がり、血統ばかりを重視すると人は差別的になり、自分の気に入らない人たちやライバル達を血筋や身分で落とそうとする卑怯な人間に成り下がってしまいます。血統、血筋も...