終活の一つの流行「生前予約」

終活の一つの流行「生前予約」

「生前予約」は非常に自由度が高いのが特徴であり、明確な契約書は交わさないことが多いようです。生前予約はプレニードとは異なり、「葬儀のことを葬儀会社に相談して葬儀のかたちを決めていく。納得できたら、この葬儀会社で葬儀を行ってほしいという意思表示をし、必要ならば会員登録をする」というものです。このため、「契約」の性格よりは「終活」の一環として行われることが多く、「亡くなる前に自分で決めた葬儀を行うための手助け」としても利用する方が多いようです。葬儀会社と話し合っているうちに自分が理想とする葬儀のかたちが定まっていくことはよくあることです。...
「プレニード」(生前契約)ってなに?

「プレニード」(生前契約)ってなに?

海外ではよく行われている「プレニード」。生前契約(プレニード)というのは、「生前に葬儀契約をしてしまい、前払いもしくは生命保険で葬儀費用を払う契約」を結びます。この時点で、葬儀等の明確な金銭のやりとりの意思確認を行います。...
「生前葬」はどんな人たちがやるの?

「生前葬」はどんな人たちがやるの?

生前葬を行う人たちは「死期が近い人たち」ではないのか?というご質問をよく受けますが、むしろ健康で元気な方が開催するケースが多いです。生前葬を開催するきっかけは様々ですが、共通していることは「いつボケてしまうか分からない」「いつ病気や事故になってしまうか分からないから、元気なうちにやりたい」というご意見が大半です。...
有名人が開催した生前葬

有名人が開催した生前葬

コマツ元社長「安崎暁(あんざきさとる)」様の場合 最後まで自分らしい人生を送る。 そんな「終活」に世間の関心が高まるなか、コマツの元社長、安崎暁(あんざきさとる)様は2017年12月に生前葬を行って話題を集めました。 そして2018年5月26日、81歳でこの世を旅立ちました。 「感謝の会」を終え、記者会見した安崎様は「残された時間を充実させ、『人生楽しかった』と思いながら棺おけに入りたい」と話しました。 ​ 個人で「感謝の会」を企画した理由については...
「生前葬」を扱った映画①

「生前葬」を扱った映画①

映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』をご覧になった方はおられますでしょうか?この映画、冷めきった夫婦が過去のアツアツだった頃に戻っていく姿を終活を交えてコミカルに描いた、大変味わい深い作品です。この映画の中では生前葬として「金婚式」を行われております。オリオールの目指す生前葬の形が、まさに描かれております。また、主人公のお兄さんが亡くなられたのですが、その時の会話の中に「感謝の会をやろうと考えていたのよ。」と言う場面も出てきます。オリオールの目指すところを知っていただける象徴的な映画ですので、終活知識を深め夫婦円満で過ごす為...