執筆者 西村 | 2024年11月28日 | 雑記帳
万物の霊長と言われる人間の遺伝子は2万2000個と言われています。数だけの比較であればハエの倍程度、魚やネズミとほとんど同数です。また人間とチンパンジーの塩基配列の違いは、たった1.2%にしか過ぎないと言うことも分かっています。と言う事は人間とチンパンジーは98.8%は同じ生き物だと言う事です。人間同士の個体差で見ても、個人によって意味のある違いは、ゲノムの塩基配列千個につき五個くらいである事が分かっています。と言う事はノーベル賞を取った人も、東大を主席で卒業した人も、宇宙飛行士となって宇宙遊泳した人も、遺伝子的な違いは0.5%程度し...
執筆者 西村 | 2024年11月10日 | カウンセリング
妊娠したのでお腹の中の赤ちゃんの遺伝情報を調べる…こんな事もできるようになった昨今ですが、どうも「遺伝子=固定された情報」と捉えられがちのような感じがします。何にでも変異があるように、遺伝子にも突然変異が存在します。その突然変異によって、環境が変わっても生き残る種が存続し、子孫を残してきたことを科学者は否定しません。それこそが、種は環境に適応し遺伝子が変化・特異を示し進化していく・・・ならば、私達の中にも変異の種子はあるはずです。たとえ親子代々の遺伝欠陥があったとしても、それを自分の代で変換させる事ができるとしたら、それこそ「人類の発...