執筆者 西村 | 2024年04月25日 | カウンセリング
プラシーボ効果という言葉を、皆さんもお聞きになったことがあるかと思います。何の効用もないただの塩であっても「これは病気に効く凄い薬です!」と言って飲ませると、病気が何故か治ってしまうという現象の事を言いますが、未だにどうしてこの様な現象が起きるのか科学的には証明されていません。効果効用がある薬ならばいざ知らず、なんの変哲も無い食塩であっても身体の悪い部分に作用してしまう…こんな事は科学的にあってはならない事のはずです。こうした現象に似たようなことは「傷口に唾を付ける」とか「痛いところを手を当てる」など、きっと昔から色々な現象としてあっ...
執筆者 西村 | 2024年04月24日 | 雑記帳
私たちは「何気なく生きている」ような気がしていますが、何気なくでは行けていけない存在でもあります。本来ならば「自分で生きよう」と強く思っていなければ、生きる事すら難しい時代を先人達は生きてきました。例えば第二次世界大戦中は、死と隣り合わせの毎日を送っていた事でしょう。ペストとスペイン風邪が流行った頃も「いつ自分も病気になり、この世を去るのか…」と生きた心地すらしなかったかも知れません。コロナが落ち着いた何十年も経った未来人からすると「よく何百万人も亡くなった時代を生き抜いてこれたな」と、私達はきっと称賛されることでしょう。私達は自分の...
執筆者 西村 | 2024年04月11日 | イベント, 生前葬(感謝の会)
近年日本では自殺者が後を絶たず、社会問題になっています。2023年度(令和4年度)の累計自殺者数は前年比で0.3%減少しているのですが、暫定値は21.818人と少なくありません(厚生労働省HP参照)。この問題は私自身も自殺をする人を目の当たりにするなど、他人事ではありませんでした。自殺者や生き辛いと感じる人が抱えている3つの問い「①人はなぜ生まれ ②何のために苦しみながらも生きて行き ③最期はどうなるか?」に自分で答えを探すことができるサービスとなっています。...
執筆者 西村 | 2023年10月11日 | カウンセリング
日本の離婚率は約35%と言われています。という事は3組に1組が離婚していることになってきます。しかし家庭内別居など、潜在的な離婚状態は50%を軽く超えているのではないかとさえ言われております。離婚率が高いのは、結婚5年未満の夫婦が約30%を占め、ついで夫が定年を迎える前後が多いそうです。端的に言えば、結婚の最初の時期と終わりの時に離婚を考える夫婦が多いと言うことですね。もともと他人同士の繋がりを、法律上に求める結婚の是非について議論もありますが、子供を育てる上で、親となる男女において法的安定性が無ければ「子供達の育つ環境を確保できにく...
執筆者 西村 | 2023年09月14日 | 生前葬(感謝の会), 老化
あるアンケート結果がとても興味深かったので、ご紹介いたします。世界的に行われた80歳以上の男女に聞いた「人生において後悔があるとしたら何ですか?」と言う問いに対するアンケート。上位結果は下記の通りです。3位は「他の人にもっと尽くしてあげれば良かった」2位は「その時の幸せをもっと噛み締めれば良かった」1位は「他人がどう思うか気にしなければ良かった」私達は一人では生きていません。多くの人達を愛し、多くの人達に愛され、その人たちと仲良く暮らそうと日々努力している存在です。それでも80年以上生きて来られた方でも、悔いが残るのは「自分と他人との...