リーダーは常に決断に迫られています。
小さな事柄から、大きな事まで、日々何十何百と決断しています。
時には、多くの人の運命を変える決断もしなければならない時があります。
それは、上に行けば行くほど、多くの人たちの命を預かることになるからです。
そんな時に、卑怯なリーダーは「多数決」を取りたがります。
彼らは「民主主義の基本だから」とか「違う意見を纏めるには、多数決がもっとも合理的だから」とかいった理論で、推し進めようとします。
あるドラマの中で「10人の乗った漂流中のボートの中で、致死率が高い感染者が1人出た場合、リーダーである貴方はどうしますか?」と言う問題が与えられました。
あるリーダーは「感染者を降ろす」と答え、ある人は「感染したとしても、感染者を見捨てないで、皆んなで死ぬ」と言い、ある人は「多数決で解決する」と言ってました。
何が正解なのかは判断しにくい問題ですが、そのリーダーの資質や思考は、こうした問い掛けに対する答えで、ある程度読むことはできます。
ただ一番悪い答えは、多数決だと思っています。
多数決は、小学生でも考えつくことなので、大人のリーダーとしては「責任逃れ」「決断逃れ」で、いささか情けない気がするのです。