人は段々と歳を取るごとに、気になることが増えていきます。
家や家族や友人のこと、会社のこと、地域のことなど、たくさんの執着が増えていきます。
そうした執着が、この世を旅立つ時に重荷となります。
「三途の川」のお話を聞いたことがある方にはお分かりになると思いますが、川を渡る時に執着が身体に着いたオモリのようになって、自分自身を川の中に沈めていきます。
あまりに重い場合は、そのまま地獄と言われるところに堕ちていくと言われてます。
ですから、執着は早めに断つ方が良いのですが、どうしたら良いのか分からないのが現実かと思います。
執着を断つための方法は、先人達が数多く教えてくれていますが、簡単な方法は「今日、自分がこの世を去るとしたら、心に引っかかるモノは一体なんだろうか。」ということを考えたら良いようです。
それをノートに書き出して、並べてみると分かります。
引っかかっているモノは、だいたい十か二十、多くても三十ぐらいのものでしょう。
そしてそれは、「今の自分の判断や努力で解決がつくものか」、それとも「自分が努力したり、悩んでも解決つかないものなのか」に分けていきます。
努力によって解決がつくもの、改善できるもの、今だったら自分がしようと思えばできるものについては、執着を無くすために、それを早めに片付けてしまうことです。
一方、自分がやっても出来ないこと、どうしようもないことについては、余計な心配だからバッサリと切り捨てます。
例えば、幼稚園に行っている孫が、将来大学に合格するかどうかとか、いい会社に入れるかどうかを、いま考えたところで、意味がありません。
それは親が考えればよいことなので、お爺さん、お婆さんが考えることではありません。
ただただ「未来は明るい。きっと全てうまく行く!」そう思っていれば良いかと思います。
