私の子供の頃は「キレる人」というと、「頭が良い」とか「シャープな頭を持っている人」というような意味で、使っていた気がします。
ところが現代的には「キレる」とは、そういう良い意味ではなく「すぐカッときて、見境なく行動する」という意味のようです。
従って「キレる子供」とは「ナイフを振りかざしたり、突如衝動的に窓を割ったり、机を壊したり、椅子をまだから投げ捨てたり、カッとして動物を殺してしまったり、人の迷惑になるようなことを見境もなく衝動的に行ってしまう子供」のことを指します。
また大人でも、すぐにカッときて、子供を虐待したり、昔なら考えられないようなことをやってしまうこともあります。
なぜ、こんな風になってしまったのでしょうか。
その理由の一つに「社会において神様という存在が、尊敬を受ける立場に置かれていない」ということもあるでしょう。
「神様が見ているから、そんなことをしたらバチが当たるよ」「天に唾を吐くようなことはしてはいけません。」と昔の人は家庭教育の中で、子供達に言い聞かせていました。
しかし今では学校でも宗教教育はし難くなり、唯物的な権利の主張の方が強くなっており、「道徳教育」が後退している気がします。
「キレる人」が増えた背景には、「刹那的なるもの」「瞬間的な喜怒哀楽を求めるようなもの」とは正反対のもの、要するに「永遠なるもの」「普遍なるもの」「長い時間の間に成就されるもの」という視点が欠落し、失われていることが有る、と言っても過言ではないかと思います。
