役小角という人は修験道の祖といわれ、七世紀か八世紀に活躍した呪術者です。
諡は神変大菩薩と言い、賀茂の一族の出身とされています。
大和の葛城山で修行をし、孔雀明王の呪法を習得し、吉野の金峰山や大峰山など多くの山を開きました。
しかし、文武天皇の時に弟子の韓国連広足の讒言などにより、妖惑の罪、謀反の疑いをかけられ、天皇に軍隊を送られました。
ところが役小角は呪力が強くて、なかなか捕縛できなかったので、役小角の母親を捕まえ人質に使って、降参してきた役小角をようやく捕縛したと伝えられています。
そして、伊豆に流されましたが、夜な夜な富士山で修行をしていたという話も残っています。
それから、本当かどうか分かりませんが、五色の雲に乗って、空を飛べるようにもなったという話もある人です。
また、日本の霊界で力があるとされる聖徳太子、空海、行基と並び称される役小角について、機会があればまたお話ししたいと思います。