戦前は「陸士・海兵」は「頭も身体も強い」ということでエリート中のエリート扱いでした。
昔の標語に「頭はソクラテス、体はヘラクレス」というものがありましたが、陸士海兵さん達は、国民からも絶大な信頼を得て、国も国力を結集した超エリート集団でした。
第二次世界大戦の時の、海軍の連合艦隊司令長官は山本五十六でした。
彼はハーバード大学に留学していたため「アメリカと戦ったら負ける。」と言っていたそうです。
アメリカの豊かさと強靭さ、学問の力など、これら全体の国力から見て「とても勝てる相手ではない。戦ったら負ける。」と言い、開戦には反対していたのです。
それでも当時の軍部の中では「最高の頭脳」だということで、日本は彼を司令長官にして戦いました。
「負ける」と信じている人をトップにして、アメリカと戦ったわけです。
また、その下にいた人達も日本産のエリートたちだったわけですが「自分たちは最高最強だ」と思って戦ったところ、敗戦して日本人は300万人くらいの尊い命を無くしました。
リーダーの「想い」ということが、どれほど大きい事なのかを痛感するには、なんとも残念で悔いが残る結果でありました。