一元論か二元論か

一元論か二元論か

世の中は「陰と陽で出来ている」と言われますが、これはいわば「二元論」的発想です。この世的に見れば、悪があれば善がある、光があれば影がある、水があれば火もある…このように対極な存在が、この世の中を創っていると言う考え方です。そう言った意味では、二元論は正しいでしょう。しかし、光明思想では「影は光がない存在であり、悪は善が存在しない状態である。」と考えます。確かに、影は光が無ければ出来ません。そもそも善が無ければ、それに反する悪も無くなります。こうした一元論的な考え方は、一見この世的な事象と矛盾している様に見える時もありますが、よくよく考...
おべんちゃら

おべんちゃら

若い人達は「おべんちゃら」などと言う言葉は、もう使わないかもしれませんが、いわゆる「お世辞」と言うやつです。(笑)「綺語(きご)」とも言いますが、飾り言葉のことです。本心から思ってお世辞を言っている分には、自分も相手も傷つきませんが、「おべんちゃら」のように「損得勘定」あって「相手を持ち上げて何かを得よう」としている場合は、そのしっぺ返しは必ずやって来ます。相手側も、それが本心か本心じゃない位は分かっていますので、「こいつは嘘つきだ」という認定になり、「おべんちゃら」を使う人を信用しなくなります。お世辞も、人間関係の潤滑油として使って...
敵が味方か

敵が味方か

人は、相手を評価判断する時に「好きか嫌いか」「敵が味方か」と言う具合に、「白黒」で判断しようとする傾向があります。例えば、自分が好きな人が、自分を褒めてくれた時には「自分は認められた」と思うのですが、その人が他の人も褒めた時には「自分の評価が下がった」と感じ、褒められた人を嫉妬したり、いじめたりする人もいます。結局のところ、こうした「イエスorノー」の人は、幼い子供のような捉え方をするので、比較的分かり易いのですが、心的には「子供のままの状態」に近いと言えるでしょう。自分が嫌う人ほど、自分には無いものを持っているもので、自分が好きな人...
整形手術の真実

整形手術の真実

このテーマだけ見ると「なんかの暴露か!」と思ってしまいますが、美容整形の手術をしているお医者さんから聞いた裏話をする訳ではないので、残念に思う方もいるでしょう。笑しかしながら、ある意味ではお医者さんも知らない情報かも知れません。美容整形する方の多くは、目や鼻を手術するそうですが、その内の50%を超える人達が再手術をするそうです。と言うのも、術後直ぐは気に入っていたにも関わらず、数ヶ月、数年経ってから「ここの所をもう少し直して下さい。」と言って来るそうです。この話を聞いた時に「やはりそうだろうな。」と感相学を学んでいる私は思いました。何...
転落を防ぐ

転落を防ぐ

自分の努力とアイデアが世の中に認められ、一躍、風雲児のように脚光を浴びる人達がいます。しかし、そうした人たちの中には、自分の力に酔いしれ、他の人達への感謝を忘れて、天狗になってしまう人達もいます。こうなると早晩、転落が始まります。最初は「蝶よ花よ」と集まってきた人達も、翳り始めると蜘蛛の子を散らすように、サッと周りから居なくなります。そうしてスターダムからの転落が始まります。こう言う状態になると、上り詰めたのが早ければ早いほど、下り坂も急になります。天狗の一本下駄は登るには適していますが、下るにはストッパーが効かず、アレヨアレヨと瞬く...