執筆者 西村 | 2024年12月12日 | カウンセリング
誰もが自分の正しさの基準を持っています。「いや私は、他人を正しいか間違っているかで判断していない」と言う方もいらっしゃるかと思いますが、それでも何かを選び、何かを購入する時には、自分基準を基に購入と言う決断をしていると言えかと思います。しかし、いつも「何が正しいのか?」を考えている人は、何故か他人に対してイライラする人が多いようです。「何が楽しいのか?」を判断基準にしている人は、他人に対しても「この人にとって楽しいことは何かな?」と考えている為、ついつい笑顔になってしまいます。私達は「何が正しいのか?」を求めていながら、心の中では「正...
執筆者 西村 | 2024年12月11日 | 雑記帳
太公望と言うと釣り人のことを指すように今では言われていますが、元々は周の文王が引き立てた軍師の名前です。文王が易者に占わせると「狩に出たら獲物だけではなく王師とも言える大きな人財を得られるでしょう」と言われ、三日間沐浴して狩に出掛けたところ、なかなか風格のある人が川縁で釣り糸を垂れていました。文王は試みにいくつかの質問をしてみました。するとその釣り人は「魚を釣ることと国を納めることはさほど変わらない。釣りと同じで餌を与えないと人は採用出来ない。餌を惜しんで小さくすると小物しか掛からないし、餌を大きくすると大きな人物が釣れる。釣り方や取...
執筆者 西村 | 2024年12月10日 | 雑記帳
2013年初頭にアルジェリア人質事件が起き、23名の人質の方々が亡くなりました。その内の10名は日本企業の日揮の関係者と報じられました。その時の首相であった故安倍元首相は「人質の命が優先だから攻撃をやめて欲しい」とアルジェリア政府に要請しましたが、アルジェリアは速攻で攻撃を行いました。その行為自体が正しいか間違っていたか、どう言う結論が良かったのか?については今となっては分かりませんが、安倍首相の言う通りに「人命優先」で行っていたら初動が遅れ、もっと被害が大きくなっていたかも知らないし、そうで無いかもしれない…人命優先の日本教とも思え...
執筆者 西村 | 2024年12月09日 | カウンセリング
サミュエル・スマイルズは1812年生まれの作家であり医者であった方です。日本では1858年に出版された「自助論」が有名で、中村正直が「西国立志編」として翻訳して、当時百万部を超えるベストセラーとなりました。彼の唱える自助論は「あなたが待っている沢山の可能性を試したら如何ですか?」「その可能性は一定の努力の継続の後に花開いて行くものです。だから才能がないとか、能力がないとか言って諦めないで欲しい」と言う事を沢山の事例を引いて説明しております。この西国立志編を読んだ人の中には吉田松陰やその門下生、坂本龍馬や勝海舟といった多くの志士たちが影...
執筆者 西村 | 2024年12月08日 | 雑記帳
アメリカ大統領選挙決着がつきましたが、大きな影響力をもっと言われているハリウッド系のセレブたちは、どうしても「自分達はセレブではなくて貧しい人達の味方ですよ」と宣伝して、嫉妬などから自分達を守ろうとしています。彼らがプール付きの大豪邸に住みながら、寄付金をいっぱいしているのは「自分たちの生活を支えてくれているのが一般庶民だ」と言うことをよく知っているからです。だから表面上は反社会的、反国家的なリベラルであるように見せているようです。こうして、心の中にくすぶる罪悪感から逃げているところもあります。しかしながら、結局はパフォーマンスやポー...