執筆者 西村 | 2025年10月30日 | カウンセリング
「幸せになるためのコツ」という事を、私は24歳の頃、師匠にお聞きしました。師匠は「幸せの定義は人それぞれだから、もちろん一概に言えないけれど、毎日を明るい気持ちで過ごせる方法ならば知っているよ。それは、『今日より明日はイイ日だと思うこと』。」と仰いました。私は内心「え〜え〜、そんなこと!」と思いましたが、それを察したか、師匠は続けてこう言いました。「大抵の人は、今来ていない不安や恐れを、勝手に自分で予言して気持ちが落ち込んでいる。これってバカらしくないかい。まだ来るかも分からない事で、心を暗くさせるなんて今と言う時間が勿体ないじゃない...
執筆者 西村 | 2025年10月29日 | カウンセリング
私はかつてヘッドハンターをしていました。その拙い経験から、何処の会社でも欲しがる人には共通点があることを学びました。但し、社員が一万人以上いる様な企業は「歯車的人材」を欲しがるので、今から言う事には当てはまりません。たとえ中小零細企業であっても、伸びて行っている会社は「自ら学ぶべきものを求め、自ら働きがいのある仕事とは何かを求める、進んで行く人」を欲しがります。何かを支持されないと動けない人は、どんなに優秀であっても、後々組織において不要になる人が多く出てくることを、彼らは経験上知っているからです。要するに「耳や口で仕事をする人」は、...
執筆者 西村 | 2025年10月28日 | カウンセリング
「屈託ない」という言葉は、今では余り使われていないかも知れませんね。「屈託ない」とは「日常の瑣末な事に心揺らさず、サラサラと小川が流れて行くような様」と、私なら説明します。人を疑って生きたり、猜疑心の中に生きたり、深い劣等感や感傷的な気持ちの中で生きたりするのではなく、明るく素朴に単純に生きることを「屈託なく生きる」と言います。もしも、あなたを裏切ったり、騙したりする人が現れたとしても「そんなことは気にもかけない」と思って、素朴に生きることが大切です。一晩眠ると何もかも忘れてしまった子供の頃のように、屈託なく明るく生きることは可能なは...
執筆者 西村 | 2025年10月27日 | 雑記帳
皆様の中には、占い好きの方がいらっしゃるかも知れません。もともと占いは「『売らない』だから、物を売らないんだよ」ということを、言っている人もいらっしゃいます。別に占いは物を売らないから「うらない」のではなく、「裏がない」から来ているとも言われてます。「裏がない」とはどういう事かと言うと「裏がない」とは、「表もない」と言うことで、言い換えてみれば「裏も表もない」つまりは「包み隠さない」と言うことになります。従って、本来は裏も表もなく、自身の考えや思想に関係なく、「降りて来たものを伝える」ことが占いなのですが、その時に問題になるのが「降り...
執筆者 西村 | 2025年10月26日 | 雑記帳
もう40年前頃に「金八先生」というドラマが流行りました。そのため「金八先生が良い先生の代名詞」のようになり、現場の先生方が大変困ったと聞いたことがあります。何が困ったかと言うと、武田鉄矢が演じる金八先生は、落ちこぼれの生徒やトラブルを持っている生徒に寄り添い、その生徒を助けて行くのですが、学校に子供達を預けている親御さん達が、教師の理想像に「金八先生」をもってくる為に、「なんで、ここの学校先生は金八先生みたいな教師が居ないのか!」と文句を言ってくる事が大変増えたそうです。ドラマの中の話なので、現実の教育現場では、そんなドラマ通りに進ま...