執筆者 西村 | 2025年05月13日 | 雑記帳
「魂魄(こんぱく)」という言葉は、多くの方が知らないでしょう。しかし、かつての中国ではよく使われていた言葉です。魂とは、日本語で言う「たましい」ですから、人間における中心核と言えるものです。「魂が抜けると死んでしまう」と日本ではされていますが、中国では「魄(はく)」の方も抜けないと、死んだことにはならないとされています。例えば、夢の中で魂が抜け出し、霊界に行くことはありますが、魄まで身体から抜けてしまうことはないようです。と言うことは、「魄」とは日本で言うところの「幽体」と同じモノを指すようです。むしろ中国で言う「魂」が、日本で言う「...
執筆者 西村 | 2025年05月12日 | 雑記帳
いまだに世界の何処かでは、銃火器を使って戦争や争いをしている地域があります。人間同士が、戦うよりは戦わない方が良いことは明白です。それでも戦争を続けているのには、何らかの理由があるはずです。「世界平和が理想。だから日本は核も持たず、武器も持たず、自衛隊の人達もいらない、そんな日本を創りたい」と叫んでいる方々がいらっしゃいます。至極もっともな話ではありますが、日本が自衛隊を放棄したところで、世界が平和にならないことは間違いありません。いや寧ろ、本格的な世界戦争が始まることでしょう。日本が自衛隊を捨てるということは、お金持ちが、「財産があ...
執筆者 西村 | 2025年05月11日 | 雑記帳
論語の中に「子は怪力乱神を語らず」という言葉が出てきます。これはデカルトの「霊肉二元論」や、カントの「学問の対象にならないものは取り扱わない」と言う「理性論」に似ています。それ故に、孔子を大切にする中華人民共和国は「唯物論」という立場を取っています。もちろんマルクス・レーニン主義が「人間を機械のように見ている」という事にも起因しているのでしょうが、中国のトップが「宗教を怖がっている」という感情的な事もあるでしょう。中国の歴史は、宗教的集団によって翻弄されてきた歴史でもあります。その中でも「黄巾の乱」は有名です。後漢末期の184年におい...
執筆者 西村 | 2025年05月10日 | カウンセリング
男性として、女性として生まれ、雌雄両性で生まれて来ない理由には、それなりの訳が、きっとある筈でしょう。でなければ、ダーウィンの言う進化論も危うい説だと言えます。今の学者さんたち言われる通り、ホモ・サピエンスの時代が30万年前から始まり、この間に人間において性の違いが必要とされないのであれば、雌雄同体の人間が多数出て来てもおかしく無い筈です。しかし現実は、化石等でも雌雄同体人間が沢山存在したと言う証拠は出て来ていません。という事は、少なくとも人間において、雌雄同体は進化において必要では無いとされている証拠でもあるでしょう。肉体的な性別に...
執筆者 西村 | 2025年05月09日 | 雑記帳
一代で世界的な企業を創られた方の読書力は、本当にすごいと思いました。松下幸之助翁も、本田宗一郎氏も、稲盛和夫氏も蔵書の数は一万冊を超えていたのでは、と言われています。ナポレオンも独裁者のように言われていますが、「ナポレオン睡眠」と言われるように「3時間しか寝なかった」と言うぐらいに、寸暇を惜しんで勉強をしていたと言われています。あのヒトラーも、夜は人と会わず、部屋に篭って本を読んでいたそうです。蔵書の数は16,000冊を超えていたと言うぐらいですから、大企業の経営者並みに読書していたようです。それくらいの読書力がないと、国のトップには...