執筆者 西村 | 2024年11月27日 | カウンセリング
「何か物事を学ぶ時に大切なことを上げてください」と問われたならば、私は真っ先に「質問力」をあげると思います。私も師匠について数十年間学んで来ましたが、最初の頃は何を質問して良いのか分からず、師匠に「質問はないか?」と訊かれても「ん〜ありません。」と答えて叱られてました。「質問がないと言うのは、真剣に考えていないからだ。人は物事に集中すればするほど疑問が湧いてくる。例えば、そもそもなぜ学ぼうと思ったのか?から始まり、学べば学ぶほど、実践すればするほど疑問や質問が出でくるようになって来るのが人間だ。」歴史に名を遺す偉人たちは押し並べて質問...
執筆者 西村 | 2024年11月26日 | カウンセリング
「常日頃の習慣化が、事を起こす時には大きな力となる。」というお話は皆様もよく耳にする言葉かと思います。継続は力なりと言う事ですが、なぜ継続は大きな力を発揮することになるのでしょう?「毎日毎日の練習が身体を鍛え、心を鍛えて、能力向上をさせる」それもあるでしょう。確かに日々の努力が知らず知らずに自分自身を鍛え上げて行く事は、とても重要な成功要因の一つです。でも、毎日同じ様に努力精進していても、勝ち負けが出て来てしまうのは、努力の差だけでしょうか。そこには「流れを掴む」センサーの違いがある様に、私には思えてなりません。「この瞬間は大切だから...
執筆者 西村 | 2024年11月25日 | 雑記帳
日本には、縁起がいいとされる絵柄(和柄)が多くあります。吉兆柄や吉祥文様とも呼ばれるこれら文様は、日本の伝統文化や信仰から生まれ、縄文時代から続いている柄もあります。また、現代のデザインやファッション、アートにも影響を与え、伝統工芸品にも多く使われています。最近ではアニメのよく使われる様になりました。皆様が良くご存じのところでは…「市松模様」は鬼滅の刃で主役が来ている紋様はブームにもなりました。また唐草紋様はバガボンにも使われてました。これらの紋様にはそれぞれ意味が込められております。例えば、青海波という扇形の紋様が重なって波が立って...
執筆者 西村 | 2024年11月24日 | 雑記帳
イスラエル建国の父とも言われるダビッド・ベングリオンはテルアビブにある小さな建物「独立宣言の家」で建国宣言を1948年5月14日に行いました。日本が敗戦を迎えた6年後の1951年に「サンフランシスコ講和条約」によって日本は主権を回復しました。その条約の後、日本と最初に国交を樹立した国がイスラエルだったのです。1952年7月1日、ベングリオンは当時の日本国民に向けて「ベングリオン書簡-友情のメッセージ」という談話を発表しています。『日本国民の皆様に、共同通信を通じて謹んで友情のメッセージをお送り申し上げます。この度イスラエル・日本両国政...
執筆者 西村 | 2024年11月23日 | カウンセリング
欧米諸国での子供の教育は、日本における画一された教育と大きく異なると言われています。何処が大きくちがうのか?それは「個性は神様から与えられた、その人が人生を生きる上の武器である」と言う考え方に基づいている点です。例えばイスラエルの学校では、先生が「質問はありませんか?」と聞くと全員が手を挙げます。彼らにとって「他人と同じ」と言うのは屈辱に値するから、他人と違う意見を言おうと必死です。それだけ聞くと「他人は他人」と冷ややかな目で観ている冷たい人達を想像しますが、彼らは長い間多くの民族から差別を受けて来たので、「意見が違うから」と言うだけ...