自分の最期を考える①

自分の最期を考える①

中村仁一先生がご著書「大往生したけりゃ医療にかかわるな」の中で書かれております「自分の死を考えるための具体的行動とは」の中から抜粋を、今日はご紹介したいと思います。①先ずは遺影を撮っておきましょう遺族が案外最初に困るのが、遺影用の写真の選択です。自分が気に入ったものを残しておけば、草葉の陰から見ていても安心です。②遺言をしたためておくましょう遺言には「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘書証書遺言」の3種があります。遺言にもルールがあり、そのルールから逸脱すると無効になってしまうので、公正証書遺言を作るのが一番良いでしょう。遺産相続で、...
老老介護

老老介護

日本では、65歳以上を高齢者と定義しています。既に人口の約三割は高齢者となっている現状です。そのうち65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と区別しています。こうした超高齢化社会を迎えようとする中、介護者の求人は多いのですが、求職者が少ないと言うのが現実でもあります。今では「高齢者が高齢者を介護する」老老介護が多くなって来ております。その中の三割以上が、要介護者と介護者の年齢が共に75歳以上の後期高齢者同士となっています。お互いに身体を労われる歳になっていながら、支え、支えられていると言う現状です。この人口ピラミッドを変えて行...
癌はお迎えの使者?

癌はお迎えの使者?

「今や癌は2人に1人が罹り、3人に1人は死ぬ病気」と言われますが、正しい統計なのかも知れませんが、脅し文句にしか感じないのは、私だけでしょうか。癌も身体の老化の一つですから、高齢化が進めば進むほど、癌で死ぬ方も増えるのは自然の摂理なのかもしれません。また新聞にも載りましたが「健康人の身体の中でも毎日約5,000個の細胞が癌化している。しかし、それを自分の身体の中にある免疫細胞が退治してくれるから増殖しない。こうした免疫の重要な役割を知らない人が7割もいる。」とも言われています。癌は身体の中に発生した、命令に従わない、勝手に増殖する異分...
歳のせい

歳のせい

昔のおばあちゃんは、医学の心得はないのだけれど、存外、子供の病気に対する判断は的を得ていたような気がします。数十年前は5人6人産むのは普通だったし、その中の何人かが亡くなることも多かったから、子供達の身体の危険信号を経験で知っていたからかも知れません。症状が重いように見えても大丈夫だとか、軽く見えるけれど用心しなければならない事を、経験から判断出来ていたのだと思います。また、心地よいと思うことは身体に良い事が多く、不快に感じることは良くないことも、おばあちゃんから教えてもらいました。だから熱が多少あっても「なんかお風呂に入りたい」と思...
老人医療

老人医療

フランスでは、老人医療の基本は「本人が自力で食事を嚥下出来なくなったら、医師の仕事はその時点で終わり、あとは牧師の仕事です。」と言われているそうです。残される人達が「自分たちの感情や別れる辛さの軽減のため、あるいは自己満足の為に、死にゆく人間に余計な負担を強い、無用な苦痛を味わせては行けない。」という考え方からでしょう。自分の年齢が還暦前後になれば、親も80歳を超えていく世代の方が多くなります。60歳を超えた自分たちであっても、昔ならば死んでもおかしくない年齢に達しているのに、親が死ぬことに関しては意識していないと言うのはさもありなん...
おちる

おちる

受験の時に「おちる」なんて縁起でもない!と叱られそうですが、今日は違う意味での「おちる」のお話です。落ちるにもいろんな言葉があります。「落ちる」「墜ちる」「堕ちる」「陥ちる」「隕ちる」「零ちる」それぞれの言葉の意味は微妙に違います。「落ちる」は上から下へ移動する様ですが、「色が落ちる」など程度が変わる様も言います。「墜ちる」は重いものが下へ移動する様。「堕ちる」は、おちぶれる様…では、柔道とかの絞技で気が遠くなって行く様は、どの感じで「おちる」と表現するのでしょう。気を失う事なのですが「落ちる」と表現するのが一般的には多い様です。私も...