執筆者 西村 | 2025年03月03日 | 老化, 雑記帳
いつの時代にも、きっとジェネレーションギャップは存在した事でしょう。「今時の若いものは…」とか「おじさんやおばさんには、わかんないよな〜」とかで、一括りで括ってしまい、大きな枠に押し込めて仕舞えば、お互いから学ぶ事は無くなってしまいます。年齢が上がってきた人であれば、若い人たちの考え方や風習や文化がどんな風になっているかについて、出来る限り関心を持ち、理解できるように努力しなければならないでしょう。また若い人達は、上の人たちがどの様に考えているのかについて、理解できる様に努力していくことことも大切な社会勉強に一つだと思います。こうした...
執筆者 西村 | 2025年03月02日 | 雑記帳
中学生の子供達に「お金持ちになったら幸せになると思う?」と訊いてみたら「お金持ちは、お金のことを心配しなくて済むから幸せだと思う。」と言う答えが返ってきました。なるほど中学生の言う通り、お金のことを毎日心配しないで生きていけたら、どんなに楽なことでしょう。でも、世の中のお金持ちの中に、どれだけ毎日お金のことを考えないで生きていられる人がいるでしょうか?お金を稼ぐ為に、毎日汗水垂らしている方もいるかも知れません。労働はしていないけれど、頭と人脈を使って、毎日フル回転でお金を稼いでいる方もいるでしょう。彼らは、もっとお金が欲しい為に、もっ...
執筆者 西村 | 2025年02月27日 | 雑記帳
会社でも他の組織でも、大きくなってくれば来るほど軍隊的な組織になりがちです。軍隊的な組織とは「命令がないと動かない」「責任の所在がはっきりしない場合も行動しない」そんな固まって融通が利かない組織になりがちです。それに比べ、中国の故事「常山の蛇勢(じょうざんのだせい)」の様な組織は「組織として見て弱いと思うところを攻撃されても、必ず他のところがバックアップしてカバーしてくる」ので、手強い組織となります。また、こうした組織は「上が知っても知らなくても、下がやっていることは上の考えと殆ど同じことだ」「上の人がやっても、必ずそうするだろうな」...
執筆者 西村 | 2025年02月24日 | 雑記帳
組織は大きくなると「軍隊型」になりやすいようです。何故なら大きくなった組織は「ピラミッド型」にならざるを得ないからです。自衛隊などを退職された方を採用して経営顧問などに就けた場合、必ず責任を「紐付け」にしたがります。軍隊が、そう言う責任所在型の組織だからです。軍隊では「誰が責任を持っているのか」と言うことが大事であり「誰の命令によって、銃を撃って良いのか、撤退するのか、進撃するのか」などを決めなければいけないため、必ず「責任を紐付け」し始めます。ただ、この形の場合は、組織に無駄が相当出てきます。軍隊型は、個人差を余り気にせずに動く組織...
執筆者 西村 | 2025年02月21日 | 雑記帳
放漫経営をしている会社の社長が「みんなが経営者」「全従業員が経営者」と言い始めたら、会社の崩壊が始まると言われています。会社の最高責任者である社長が、責任を周りに投げ始める為、会社が傾いて行くのです。しかし、潰れる原因の部分を解決したり、乗り越えて、皆んなが「経営者マインド」を持って提案し、改善して行く場合もあります。トップは現場の細かい所までは知らないので、現場からの提案が上がらない限りは、めくら状態で分からないのです。ですから「経営者が、そこに居たら多分こう考えるだろう」と思い付けるような企業文化ができた場合は、会社が強くなると言...
執筆者 西村 | 2025年02月20日 | 雑記帳
武田信玄公の名言に「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」と言う言葉があります。人は一生懸命に物事に取り組もうと努力精進すると、思わぬところで智慧が生まれたりします。これは、古今東西の偉人賢人が良く言うことです。「知恵を絞りに絞って、もうこれ以上何も出ないと思った時に、ふとアイディアが浮かんできた」とエジソンも語っています。情熱が半端で「出来たら良いな」くらいの気持ちでやっていると、仕事でも勉強でも「なんでやらなきゃいけないの?」と愚痴も出てきます。任された仕事も「むりやり押し付けられた」と思ってや...