みんなが経営者

みんなが経営者

放漫経営をしている会社の社長が「みんなが経営者」「全従業員が経営者」と言い始めたら、会社の崩壊が始まると言われています。会社の最高責任者である社長が、責任を周りに投げ始める為、会社が傾いて行くのです。しかし、潰れる原因の部分を解決したり、乗り越えて、皆んなが「経営者マインド」を持って提案し、改善して行く場合もあります。トップは現場の細かい所までは知らないので、現場からの提案が上がらない限りは、めくら状態で分からないのです。ですから「経営者が、そこに居たら多分こう考えるだろう」と思い付けるような企業文化ができた場合は、会社が強くなると言...
一生懸命やれば知恵がでる

一生懸命やれば知恵がでる

武田信玄公の名言に「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」と言う言葉があります。人は一生懸命に物事に取り組もうと努力精進すると、思わぬところで智慧が生まれたりします。これは、古今東西の偉人賢人が良く言うことです。「知恵を絞りに絞って、もうこれ以上何も出ないと思った時に、ふとアイディアが浮かんできた」とエジソンも語っています。情熱が半端で「出来たら良いな」くらいの気持ちでやっていると、仕事でも勉強でも「なんでやらなきゃいけないの?」と愚痴も出てきます。任された仕事も「むりやり押し付けられた」と思ってや...
玩物喪志

玩物喪志

経営者の中にはゴルフが好きになり過ぎて、周りの人から「あそこの社長さん、週に3回も4回もゴルフ接待やっているけれど、会社は潰れないのかねぇ。」と、キャディーさん達に言われる様な社長さんも、皆様の周りに居たりしますよね。接待は大事ですし、それで交友関係が出来て、仕事がうまく行くこともあるでしょう。しかし、ゴルフがしたくて、本来の会社経営という様な志とか、会社を大きくするとか、従業員の家族の生活を守るとかいう事を忘れて、ゴルフにばかり熱中してきたら、もうこれは「玩物喪志」になります。玩物喪志(がんぶつそうし)とは、遊び道具や遊びに夢中にな...
自分の責任はどこまで?

自分の責任はどこまで?

私も社会人になりたての頃は「出来るだけ責任から逃れたい。だから〇長なんかになりたくない。」そう考えていました。学生の頃は「会社の社長、会長になって、老後は南の島でバカンス三昧」を夢見ていたのですが、いざ社会人になってみると「社長どころか課長や主任にも中々なれない」ことを知り挫折しました。30歳までボロボロになって、会社の為に尽くして、やっと課長代理ではやってられない気もしました。師匠から「人間の器は、どこまで自分が責任を負えるかで決まる」と教えて頂いていたのですが、現実は思った以上に厳しく、段々と責任回避の態度を取るような自分になって...
個人の信用学

個人の信用学

例えばの話ですが、あなたが東京都内でタクシーを捕まえたとします。そのタクシーの運転手に「これから大阪まで行って欲しい」と言った時に、運転手は「良いですよ」と、あなたを見て言ってくれるかどうか…これが個人の持つ信用度にも関わって来ます。現実問題としては、タクシーの運転手は「大阪まで乗せるのは構わないが、本当に支払えるのだろうか?」が、一番の問題で有るかも知れません。またはタクシー会社に規定があって、何十キロまでは乗せても良いが、それ以上はダメと言う事も有るかも知れません。それでも「あなたなら信用出来そうだから、大阪まで乗せて行きます!」...
あなたの名前

あなたの名前

「あなたのお名前は?」と聞かれると大体の方は、上の名前「苗字」を答えます。苗字は江戸時代までは、公家や武士など一部の特権階級しか名乗ることを許されませんでした。それが1875年「平民苗字必称義務命令」が発せられ、全ての国民が苗字を名乗ることを義務付けられました。そこから、家系=苗字と言う習慣が出て来たわけです。姓名判断や家系図では、苗字は大切な情報の一部ですが、感相学では苗字はあまり気にしません。なぜなら、明治時代まで無かった苗字を鑑定したところで、統計学的にも浅いものとなってしまうことが明らかだからです。従って感相学では「名前」と言...