都会では「お受験」というものが流行っていますが、これは幼稚園受験や小学校受験のことです。
「受験」に「お」が付くのは、遊びか本気か分からないような、幼い子供たちの健気な努力に対して報いる感じを付けたいが為に、「お」が付けられたのでしょう。
「お受験」は受ける側にとっては、何の試験か分からないでしょうが、採る側からすると「小さいうちに自制心があるかどうか」を見ていると思われます。
「この子は先生の言うことをきいて、ピシッと指示行動が出来ているか。また指示されなかった事についても、本来あるべきやり方で、きちんと自分でやっているか。自分の分をわきまえ、人に迷惑をかけないように、キチンとできるか。」という点で測られているような感じがします。
それを知らない大人たちが「知識型の試験だ」と思うと、外れてしまうわけです。
単純に言えば、採る側からすると「勉強についてはどうなるか分からないので、扱いやすい子供も採りたい」ということなのでしょう。
そういう理由で、お受験組ではない子供たちが、公立の学校へ行き、自制心がやや劣る子供たちが集まり「公立小学校は荒れる」「学級崩壊しやすい」と言われるのかも知れません。
それは、もともと自制心のある子供たちが、国立や私立に採られてしまうからなのでしょう。