世の中に占い師と呼ばれ、占いをやっている人がどれだけの人数がいるのか分かりませんが、大抵は2種類に分けることができます。
一つは「統計学から生まれているもの」です。
血液型や占星術や姓名判断、生年月日を聞いてする占いなどが良い例でしょう。
人を何種類かに分けて、その枠組みの中に、抽象的な言葉を並べて「当たっている」と思わせる方法です。
統計学なので、こう言った占いは直接合わなくてもできますし、書籍にして売ることもできます。
もう一つは、「偶然による必然性を創る類」と言うものです。
これに当たるものが、タロットカードやオラクルカード、おみくじや八卦などがそうです。
その時、その場所で、自分で何かを選ぶ形で、偶然を必然とする方法です。
「何回も同時に選べば同じ結果になるはずなのにならない」そんな不条理が生まれてくる占いです。
もし貴方のご存じの占い師が、この2つだけを機械的にこなしているのであれば、占い師としては失格と言えるのかも知れません。
何故なら、この2種類だけであるならば、本当の意味で「人を見分けることが出来ない」からです。
本物の占い師ならば、将来スターになるような人の発掘や、会社の人事関係にスカウトされることでしょう。
そうした本物でない占い師が、この2種類(片方であっても)にプラスした調味料として使うのが「心理学」です。
例えば「前に座った人が、ハスに構えた場合は恋愛のことで悩んでいる」とか、「最初に料金のことを訊いてくる人は、お金のことで悩んでいる」とか、少し考えれば分かる心理学を「占いの裏技術」として、お金を貰って教えている「先生」という方もいらっしゃるようです。
別にそれが悪い事だとは思いませんが、心理学は元々「精神的疾患者を治すための学問」でしたので、「人を成功に導く」「幸福にさせる」という意味では少し弱いところがありました。
そうした心理学的弱点を克服するために、アドラーやナポレオン・ヒルやカーネギーなどが生まれて来られたのではないかと思われます。