執筆者 西村 | 2024年07月28日 | カウンセリング
どこの会社や組織に入っても最初は何も分からないので、教師役の人がついて色々と教えてくれます。そこでは学校の様に「先生と生徒」的な立場が作られます。「いや、先輩は仕事を教えてくれるけれど先生だとは思っていないし、私も生徒だとは思っていない。」と言う声が聞こえてきそうですが、やはり物事を教えていただくには、それ相応の「教えて貰う側の心構えや態度」も必要となります。先の様な態度で先輩に接すれば、教える側の先輩も段々と教える事に苦痛を感じて来ることでしょう。何故なら、彼らの態度には「教えてくれる側への尊敬の念が感じられない」からです。学校の先...
執筆者 西村 | 2024年07月27日 | カウンセリング
スポーツにおいても他の競技や試験においても「勝つ」と言う事を意識して、行動している事が多いかと思います。「勝つことに集中し、勝つことに執着するからこそ勝てる」と言う言葉には真理が含まれていると思います。しかし、勝つ人がいれば負ける人が必ずいます。勝つ人は一握りで、負ける人の方が大抵は多いのが現状です。武道においても究極的な戦い方に「戦わずして勝つ」という戦術戦法があります。「戦わないでどうやって勝つの?」と不思議に思ってしまいますが、ある程度の達人になると「相手が負けることを察して戦いを挑んで来なくなる」と言うことになるらしいのです。...
執筆者 西村 | 2024年07月26日 | カウンセリング
徳川家光の乳母だった稲葉福は、後水尾天皇から「春日局」と言う名前を授かりました。もともと局とは、貴人に使える女官に与えられる私室の事をさします。彼女は、大奥での決まり事や朝廷と幕府の仲立ちなどを行い、家光の政を助けたと言われております。しかし会社組織などで言われる「お局さま」には余り良い意味はないようです。自分が気に入らない女性に対して厳しくしたり、仕切りたがったりするベテラン女性を指すようです。部下や後輩には、先輩方の言葉の威力は本人たちが思っている以上に、大事になる場合も多々あります。そうした言動に気を付けないと、様々なハラスメン...
執筆者 西村 | 2024年07月25日 | カウンセリング
いつの時代でもそうですが「この頃の若い奴らはなっていない!」とか、先輩達や年配者は口にします。その度に「世代の違い」「世代間ギャップ」などと揶揄されますが、長い人類史を考えてみると、それほどのギャップが生まれる筈もなく、単に時代の流れの進歩の度合いに「ついて行けるか行かないか」と言う事なのではないかと思ってしまいます。人は歳を経るごとに保守的になって行きます。これを「頭が固くなる」という言い方もしますが、要は「新しい事柄に対する許容範囲が狭くなる」ことを指しています。つまり「変わることを嫌う」と言う心情が、頭を固くさせてしまうのでしょ...
執筆者 西村 | 2024年07月24日 | 雑記帳
「このまま温暖化が進むと南極、北極の氷が溶けて水位が上がり、文明が滅亡する」とか「地球の表面温度が上がることで食糧危機が始まる」とか言われていますが、本当にその様な事態になるのでしょうか?皆さまは「2030年頃から地球はミニ氷河期に突入する」と言うお話を聞いた事があるかも知れません。英ウェールズで2015年7月9日に開かれた王立天文学会において、英国の研究者が驚くべき発表をしました。「今後15年ほどで太陽の活動が60%も減衰する」と言うことを聞いた英テレグラフ紙を含めたメディアは「ミニ氷河期に突入」というタイトルで記事を全世界に発信し...