先手必勝

先手必勝

「他人より先に行動を起こせば成功する」とビジネス界では言われています。確かに新しいビジネスアイディアが出た時には、誰かがやる前にやって仕舞えば有利な立場になる事はあるでしょう。しかし、その分、新規開拓の洗礼を受けて苦労します。ですので、今では「ベンチャー的企業が市場開拓をして、ニーズを掘り出してくれたところで、大きな会社が資本を注ぎ込んで乗り込む」方法が、アメリカでも日本でも良く行われています。まさに「二匹目のドジョウを狙う」訳ですが、一見すると賢いやり方のように見えます。ビジネス的には、それでも良いかと思いますが、市場を創っていく醍...
自分の責任はどこまで?

自分の責任はどこまで?

私も社会人になりたての頃は「出来るだけ責任から逃れたい。だから〇長なんかになりたくない。」そう考えていました。学生の頃は「会社の社長、会長になって、老後は南の島でバカンス三昧」を夢見ていたのですが、いざ社会人になってみると「社長どころか課長や主任にも中々なれない」ことを知り挫折しました。30歳までボロボロになって、会社の為に尽くして、やっと課長代理ではやってられない気もしました。師匠から「人間の器は、どこまで自分が責任を負えるかで決まる」と教えて頂いていたのですが、現実は思った以上に厳しく、段々と責任回避の態度を取るような自分になって...
個人の信用学

個人の信用学

例えばの話ですが、あなたが東京都内でタクシーを捕まえたとします。そのタクシーの運転手に「これから大阪まで行って欲しい」と言った時に、運転手は「良いですよ」と、あなたを見て言ってくれるかどうか…これが個人の持つ信用度にも関わって来ます。現実問題としては、タクシーの運転手は「大阪まで乗せるのは構わないが、本当に支払えるのだろうか?」が、一番の問題で有るかも知れません。またはタクシー会社に規定があって、何十キロまでは乗せても良いが、それ以上はダメと言う事も有るかも知れません。それでも「あなたなら信用出来そうだから、大阪まで乗せて行きます!」...
あなたの名前

あなたの名前

「あなたのお名前は?」と聞かれると大体の方は、上の名前「苗字」を答えます。苗字は江戸時代までは、公家や武士など一部の特権階級しか名乗ることを許されませんでした。それが1875年「平民苗字必称義務命令」が発せられ、全ての国民が苗字を名乗ることを義務付けられました。そこから、家系=苗字と言う習慣が出て来たわけです。姓名判断や家系図では、苗字は大切な情報の一部ですが、感相学では苗字はあまり気にしません。なぜなら、明治時代まで無かった苗字を鑑定したところで、統計学的にも浅いものとなってしまうことが明らかだからです。従って感相学では「名前」と言...
ゼロからのスタート

ゼロからのスタート

一代で、30万人近い人を雇用出来るような世界的な会社を作った松下幸之助氏でも、最初のスタートは3人からでした。また彼は、世界でもトップクラスの大企業になってからも「私に屋台のうどん屋やれと言うのであれば、日本一のうどん屋になってみせる!」と仰ったそうです。彼なら、努力して裸一貫から始めたうどん屋でも、きっと日本一にさせることでしょう。この話は「たとえゼロからのスタートでもなく、マイナスからスタートであっても、頑張ってみせる」と言う気概こそが、物事を成功させる上で大事なのだと言うことを教えてくれています。例え閑職追いやられても、また何か...