ピオレドール賞

ピオレドール賞

「登山家のアカデミー賞」と言われる「ピオレドール賞」を3回も受賞した日本人がいます。平出和也さんは、アルパインクライマー(高難度登山者)でもあり、山岳カメラマンの現在45歳の方です。彼はこれまでに多くの高峰を登頂しておりますが、彼の本当の凄さは、誰も登った事がない「未踏ルート」から登頂する事にあります。山道は既存ルートから外れないことが鉄則ですが、彼はそれでは飽きたらず、わざわざ誰も行かない様な道を自分で切り開き登って行きます。もちろん、それだけに危険が伴いますが、入念の準備とシュミレーションに則した訓練で、それをカバーして行きます。...
タイパ

タイパ

最近は何でも略して表現するので、オジサン達は耳には入るけれど意味が直ぐには分からない時が結構あります。(笑)タイパもその一つです。タイムパフォーマンスの略なのだそうです。時間効率が悪い時など「それはタイパが悪いから後回しだね!」とかのように使うようです。最近ではYouTubeなどの動画も1.5倍速や2倍速で視聴している方が結構いるようなのですが、やった事がない私には新鮮な驚きがありました。2倍に早めれば二分の一で動画が観れる訳ですから、効率は2倍になります。同じように、どんな仕事も速度が2倍に上がれば、時間は半分になるのですからタイパ...
シュンペーター

シュンペーター

ヨーゼフ・シュンペーターは、経済理論の概念として「企業家」、「イノベーション」、そして「創造的破壊」という多彩な考え方を生み出しました。シュンペーターとドラッカーの父親アドルフ・ドラッカーとは古くからの親友だったこともあり、ジュニア(ピーター・ドラッガー)は、シュンペーターから大きな影響を受けていたのです。シュンペーターはオーストリアの経済学者でイノベーションと言う言葉を最初に使った人物とされています。彼はイノベーションの定義を「価値の創出方法を変革して、革命をもたらすこと」としています。これは具体的にはどんなことを意味するかと言うと...
水の起源

水の起源

ここのところ水に関する投稿が多くなって来ていますが、熱中症対策と言うこともあってなのかも知れない…そう思って下されば幸いです。笑水は地球上にどの様に現れたかについては諸説ありますが、地球がまだマグマの状態でドロドロしていた頃、漸く冷えて固まり出した時、水蒸気が溢れ出し水に成ったと言う説が一般的です。しかしアイオワ大学のフランク博士は「水は大半は宇宙から飛来した氷が元になっている」と言う説を唱え、NASAとハワイ大学も「その説の信憑性は高い」と発表して当時の新聞を賑わしました。今では「月が地球の衛星になった時に、水を地球にもたらした。」...
ハイ

ハイ

人から頼まれごとをされたら「ハイ!」と快く返事をした方が、人間関係がスムーズに行くと言う話は聞いたことがあるかと思いますが、私はどちらかと言うとそうした意見には反対したい方です。他人からの頼まれごとに全て「はい、喜んでやらせて貰います」と言っていたら、その時は相手側も喜んでくれるし、自分もトラブルも無く気持ちよくなれるかも知れませんが、「はい!」と言い続けていたらどうなるのか考えたことあるでしょうか?きっと「何でもハイハイ言う召使ロボット」に自分がなったように感じることでしょう。戦前戦中は目上の人、立場が上の人の命令に逆らう事は許され...