心理学

心理学

心理学は大きく分けて3つに分類されるそうです。一つはフロイトなどの「精神分析」二つ目はジョン・ワトソンなどの「行動主義心理学」三つ目がマズローの「人間性心理学」です。マズローと聞くと「欲求5段階説」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、私は「ピークエクスペリエンス(至高体験)」が先ず先に浮かんで来ます。至高体験と言うと何となく難しい感じがしますが、最近良くアスリートの中で使われる「ゾーンに入る」的な感じで捉えてもらって良いのではないかと勝手に私は思っています。自分自身を超えた自己超越。自分ではない覚醒した自分。自然の中に溶け込み、自分...
大和魂

大和魂

「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」皆様もご存知の吉田松蔭先生の句ですが、辞世の句の方が有名かも知れませんね。「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」どちらにも大和魂が出て来ています。彼にとっての大和魂とは何を指すのか?ここについては、それぞれの人によって解釈が事なってきます。ある研究者は、そのままに捉えて「日本を敬う心のことだ」と言いますし、ある方は「松蔭自身の誇りだ」と言う方もおります。私はどちらでも構わないと思いますが、吉田松陰=大和魂と考える方がしっくりと来ます。つまり「吉田松蔭なる...
お葬式

お葬式

つい先日、92才で叔父が亡くなりました。一年前に伴侶を亡くしたばかりで、愛した妻を追うような形でした。お葬式に参列しているといつも思う事があります。「きっと家族や親戚、仲の良かった友人達に声を掛けたかっただろうに」と。自分の死が突然であるが故に出来なかった事もあるでしょうし、最後は身体も動かず声も出ない為に話が出来なかった事もあるでしょう。「そんな後悔はさせたく無い!」そんな想いがお葬式に出る度に沸々と湧いて来ます。だからこそ皆様に生前葬をプロデュースする仕事をしております。何もビジネスとして成功させたい訳でもなく、みんなに感謝された...
夢

「夢を持って未来を楽しもう」の夢とは違う、寝ている時に見る夢について今日はお話ししようと思います。皆様の中には夢日記を付けている方もいらっしゃる事と思います。また「こんな夢を見たけれど、それは吉兆、それとも凶兆?」と気になる方もいらっしゃることでしょう。海外ではユングやフロイトの夢心理学が有名ですが、日本では明恵上人が「夢記」を残し、正夢をよく見たそうです。私は夢を忘れてしまうので、正夢を見たかどうかも分かりませんが、同じ夢は幼い頃から何十回も見ていたので良く覚えております。一つは、冷たい石畳の上を裸足で痩せこけた人が、木材で出来た十...
みる

みる

「みる」にも色々な漢字があります。見る。観る。診る。視る。看る。覧る…などそれぞれ意味が異なって来るから「日本語は難しい」と外国の人には思われてしまうのでしょう。多くの漢字には「目」の漢字が入っていますが「診る」だけには入っていません。「診る」は目でみていないからだと言われております。「心眼でみること」を「診る」と表現していたと思われます。それでは「心眼」とはなんぞや、と言うことになりますが、心の眼と言うことなので感情、感性と言う様に思われるかと思います。確かにそう言うところもあるかと思いますが、もっと深い意味があると私は師匠から教え...