悪平等

悪平等

地位や名誉が高くなると平等と公平を忘れてしまう人達が一定の割合でいるようです。「一位とかビリとかを決めるのは良くない」「人間は平等だから優劣は無いのだから、成績で優劣をつけるのは間違っている」そんな声が時々、偉いと言われる人達から上がる時があります。果たして本当にそうでしょうか?一生懸命に練習した子供達と、何もせずに試合に望んだ子供達に、優劣をつけない事が大人のやる事でしょうか?努力して勉強した人と、全然勉強しなかった人が全て受かる資格などにどんな意味があるのでしょうか?「優劣をつける」と言うことは厳しいことかも知れませんが、例え敗れ...
人生は全てが糧

人生は全てが糧

アメリカの成功者に「あなたの成功に役立った事は何ですか?」と聞いた質問の答えのベスト3が「病気」「倒産」「失恋」だったそうです。全て普通ならば苦難困難でしかないのに、成功者は口を揃えて「病気がなかったらそのアイデアは浮かんでこなかった」とか「倒産してみて自分の至らなさを反省して次に活かせた」とか「失恋したから自分をもっと成長させようと努力した」とか思っているようです。要は「人は人生において転んだりして、したたかに痛い目に遭わないと反省しない生き物だ」と言う事なのでしょう。だから「どうか私に苦難困難を与えないでください」と願う人は「どう...
不幸の先

不幸の先

「根暗で虐められた」「いつも同じ服を着ているような貧乏暮らしだったので皆んなから汚いもの扱いされた」「本当の友達なんて一人もいなかった」「親から虐待されていた」「そもそも親なんて居なかった」…過去に様々に不幸に思える事があったかも知れません。思い出すだけでも涙が溢れることばかりだったかも知れません。でも、あなたはこうして今も生きている。その辛さ苦しさを乗り越えて存在している。そのトラウマの様な思い出は克服していないかも知れないですが、こうして命を繋いできている。これこそがあなたの強さであり、あなたが神様からいただいたギフトなのではない...
ゴミ拾い

ゴミ拾い

今ではゴミ拾いも競技になっているようで世の中も変わってきました。ゴミ拾いと言うと「なんか貧乏臭くて嫌だなぁ」と言う方々も若干いらしゃるかと思いますが、海外旅行とかされる方ならご存知かと思いますが、日本の都市は先進国の中ではゴミが散らかっていない綺麗な国だと思います。今はどうか分かりませんが、ニ十数年前のパリは予想以上に綺麗ではなくてビックリした覚えがあります。江戸末期に訪れた外国人は、江戸の長屋の清潔さに大変驚いたそうです。庶民たちの生活は決して裕福ではありませんでしたが、生活道具がキチンと整理整頓されて、ゴミ一つ無かったことが今でも...
絶対ムリ

絶対ムリ

「もうあかん」「あきらめるしかない」「ムリだってこんなのは」こんな時、投げ出してしまうのは誰でも出来ます。そんな時に投げ出さずやるだけやってみようとする人に、幸運の女神は微笑むようです。「今月この数字を達成できなければクビ」と言う状況の中、それでも諦めず一人一人のお客様の所へ行って頭を下げていた自分を思い出します。頭を下げられた所でお客様からすればいい迷惑…「早く帰って欲しいなぁ」と思われ体良く追い払われるのが落ちです。それでも諦めず動いていると奇跡は起きます。いや、起こして貰えるのです。突然、昔のお客様から電話が来たり、メールが来た...