執筆者 orior | 2026年06月08日 | 雑記帳
四面楚歌(しめんそか)とは、「周囲がすべて敵や反対者ばかりで、助けがなく孤立無援の状態にあること」を指す四字熟語です。しかし、この言葉の由来を知っている方は少ないかも知れません。紀元前202年、項羽は「垓下の戦い」で、韓信の「十面埋伏の計」に敗れ、約十万の軍がどんどん減っていき、最後は親衛隊だけになったところで、「四面楚歌」といわれるように、項羽の故郷である楚の歌が聞こえてきます。実は、項羽を包囲した漢軍が歌っていただけなのですが、「楚も完全に陥落した」と思った項羽は「虞や虞や、汝を如何せん」と嘆きました。虞美人を敵の手に落とすわけに...