自分の最期を考える③

自分の最期を考える③

引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。④余命6ヶ月を想定し、したい事の優先順位を書き出しましょう「やりたいこと」「やっておかなくてはならないと思うこと」を列挙し、それに優先順位をつけていきます。こうしておけば、死に際になって「ああしておけば良かった」「こうしておくんだった」と言う後悔が無くなって、心置きなく死ねるのでは無いでしょうか。⑤棺桶に入ってみましょう私達は最期は裸に薄着を纏わされて、寝返りもうてないほどの狭い、畳半畳ほどの空間に押し込まれてしまい...
軍隊型組織

軍隊型組織

組織は大きくなると「軍隊型」になりやすいようです。何故なら大きくなった組織は「ピラミッド型」にならざるを得ないからです。自衛隊などを退職された方を採用して経営顧問などに就けた場合、必ず責任を「紐付け」にしたがります。軍隊が、そう言う責任所在型の組織だからです。軍隊では「誰が責任を持っているのか」と言うことが大事であり「誰の命令によって、銃を撃って良いのか、撤退するのか、進撃するのか」などを決めなければいけないため、必ず「責任を紐付け」し始めます。ただ、この形の場合は、組織に無駄が相当出てきます。軍隊型は、個人差を余り気にせずに動く組織...
自分の最期を考える②

自分の最期を考える②

昨日に引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から、自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。③別れの手紙、録音、録画を準備しましょう突然の別れに対しては、どうしても「ああすれば良かった」「こんなことしてあげとけば良かった」などの後悔と、故人と話がしたいと言う想いが出てきます。そんな時に、家族や親しい人達への想いを綴った手紙、録音、動画があれば、お世話になった皆に対してお話は出来ませんが、自分の想いをいくらかでも伝える事が可能です。手紙には手紙の良さがありますので捨てきれませんが、私は動画をお勧めして...
自分の最期を考える①

自分の最期を考える①

中村仁一先生がご著書「大往生したけりゃ医療にかかわるな」の中で書かれております「自分の死を考えるための具体的行動とは」の中から抜粋を、今日はご紹介したいと思います。①先ずは遺影を撮っておきましょう遺族が案外最初に困るのが、遺影用の写真の選択です。自分が気に入ったものを残しておけば、草葉の陰から見ていても安心です。②遺言をしたためておくましょう遺言には「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘書証書遺言」の3種があります。遺言にもルールがあり、そのルールから逸脱すると無効になってしまうので、公正証書遺言を作るのが一番良いでしょう。遺産相続で、...
みんなが経営者

みんなが経営者

放漫経営をしている会社の社長が「みんなが経営者」「全従業員が経営者」と言い始めたら、会社の崩壊が始まると言われています。会社の最高責任者である社長が、責任を周りに投げ始める為、会社が傾いて行くのです。しかし、潰れる原因の部分を解決したり、乗り越えて、皆んなが「経営者マインド」を持って提案し、改善して行く場合もあります。トップは現場の細かい所までは知らないので、現場からの提案が上がらない限りは、めくら状態で分からないのです。ですから「経営者が、そこに居たら多分こう考えるだろう」と思い付けるような企業文化ができた場合は、会社が強くなると言...