執筆者 西村 | 2025年02月20日 | 雑記帳
武田信玄公の名言に「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」と言う言葉があります。人は一生懸命に物事に取り組もうと努力精進すると、思わぬところで智慧が生まれたりします。これは、古今東西の偉人賢人が良く言うことです。「知恵を絞りに絞って、もうこれ以上何も出ないと思った時に、ふとアイディアが浮かんできた」とエジソンも語っています。情熱が半端で「出来たら良いな」くらいの気持ちでやっていると、仕事でも勉強でも「なんでやらなきゃいけないの?」と愚痴も出てきます。任された仕事も「むりやり押し付けられた」と思ってや...
執筆者 西村 | 2025年02月19日 | 雑記帳
経営者の中にはゴルフが好きになり過ぎて、周りの人から「あそこの社長さん、週に3回も4回もゴルフ接待やっているけれど、会社は潰れないのかねぇ。」と、キャディーさん達に言われる様な社長さんも、皆様の周りに居たりしますよね。接待は大事ですし、それで交友関係が出来て、仕事がうまく行くこともあるでしょう。しかし、ゴルフがしたくて、本来の会社経営という様な志とか、会社を大きくするとか、従業員の家族の生活を守るとかいう事を忘れて、ゴルフにばかり熱中してきたら、もうこれは「玩物喪志」になります。玩物喪志(がんぶつそうし)とは、遊び道具や遊びに夢中にな...
執筆者 西村 | 2025年02月18日 | カウンセリング
「他人より先に行動を起こせば成功する」とビジネス界では言われています。確かに新しいビジネスアイディアが出た時には、誰かがやる前にやって仕舞えば有利な立場になる事はあるでしょう。しかし、その分、新規開拓の洗礼を受けて苦労します。ですので、今では「ベンチャー的企業が市場開拓をして、ニーズを掘り出してくれたところで、大きな会社が資本を注ぎ込んで乗り込む」方法が、アメリカでも日本でも良く行われています。まさに「二匹目のドジョウを狙う」訳ですが、一見すると賢いやり方のように見えます。ビジネス的には、それでも良いかと思いますが、市場を創っていく醍...
執筆者 西村 | 2025年02月17日 | 雑記帳
私も社会人になりたての頃は「出来るだけ責任から逃れたい。だから〇長なんかになりたくない。」そう考えていました。学生の頃は「会社の社長、会長になって、老後は南の島でバカンス三昧」を夢見ていたのですが、いざ社会人になってみると「社長どころか課長や主任にも中々なれない」ことを知り挫折しました。30歳までボロボロになって、会社の為に尽くして、やっと課長代理ではやってられない気もしました。師匠から「人間の器は、どこまで自分が責任を負えるかで決まる」と教えて頂いていたのですが、現実は思った以上に厳しく、段々と責任回避の態度を取るような自分になって...
執筆者 西村 | 2025年02月16日 | 雑記帳
例えばの話ですが、あなたが東京都内でタクシーを捕まえたとします。そのタクシーの運転手に「これから大阪まで行って欲しい」と言った時に、運転手は「良いですよ」と、あなたを見て言ってくれるかどうか…これが個人の持つ信用度にも関わって来ます。現実問題としては、タクシーの運転手は「大阪まで乗せるのは構わないが、本当に支払えるのだろうか?」が、一番の問題で有るかも知れません。またはタクシー会社に規定があって、何十キロまでは乗せても良いが、それ以上はダメと言う事も有るかも知れません。それでも「あなたなら信用出来そうだから、大阪まで乗せて行きます!」...