血統

血統

私達という存在は、ご先祖様がいらっしゃらなければこの世に居ない、ある意味奇跡に近い存在です。ご先祖様の誰か一人でも居なかったら、生まれてくる事が出来なかった私達なので血統はとても大切です。でも血統や家系ばかりを自慢して、自分自身を底上げして見せている様ではご先祖様が泣いてしまいます。先代よりも立派になってくれる可能性のあるからこそ、先代達は子供に教養や教育を与えます。あまり血の繋がり、血統ばかりを重視すると人は差別的になり、自分の気に入らない人たちやライバル達を血筋や身分で落とそうとする卑怯な人間に成り下がってしまいます。血統、血筋も...
悪平等

悪平等

地位や名誉が高くなると平等と公平を忘れてしまう人達が一定の割合でいるようです。「一位とかビリとかを決めるのは良くない」「人間は平等だから優劣は無いのだから、成績で優劣をつけるのは間違っている」そんな声が時々、偉いと言われる人達から上がる時があります。果たして本当にそうでしょうか?一生懸命に練習した子供達と、何もせずに試合に望んだ子供達に、優劣をつけない事が大人のやる事でしょうか?努力して勉強した人と、全然勉強しなかった人が全て受かる資格などにどんな意味があるのでしょうか?「優劣をつける」と言うことは厳しいことかも知れませんが、例え敗れ...
妖怪

妖怪

妖怪は信じても、天国地獄はあまり信じないと言う人たちが増えて来ているようですが、これも現代の教育環境が成せる技かも知れません。昔はお祖母さんに「そんなウソばっかりついていたら、閻魔大王様に舌を抜かれて地獄に堕とされるぞ」とよく脅されたものです。また「天国と地獄」の違いについても寝床で良く聞かせれたものです。小学校、中学校くらいでは「ゲゲの鬼太郎」も流行っていたので妖怪にも馴染みはありました。ですので、どちらかと言うと「地獄は死んでからのこと。妖怪は幽霊みたいな感じで結構自分たちの近くにいるもの。」そんな捉え方をしていました。しかし今で...
悟り

悟り

世の中には「私は悟った」と言う人が時々いらっしゃいます。「本当に悟ったとするならば、本当の悟りはそこからスタートする。」と私はメンターから教えていただきました。「悟りの入り口に立つことは年齢や経験は関係ない。しかし、その悟りを維持するには多くの時間と経験を必要とする。」つまりは、「悟りとは長い時間を経て初めて本物となり、世を救い、人を救う智慧となる。」と言うことです。「今、悟った!」と言うのは「悟りの入り口に入った。」と言うことであり、本当の意味での「悟った」という事とイコールではないと言う事なのです。それほど悟りの維持と持続は厳しく...
血統

教育

教育と言うと、学校教育や塾などを思い浮かべる方が多いかと思いますが、本当の意味で大切な教育は家庭内でなされる事が多いと言われております。いわゆる「家庭教育」と言う事ですが、現代においては、その家庭教育が一番なおざりにされている感が否めません。目上の人との会話の仕方(敬語の使い方)、感情の調整、言葉の選び方、生きていく上での作法、他の人の心の計り方…など、両親や家族から学ぶことは多々あったはずです。しかしながら、現在の家庭では核家族化が進み過ぎて、もはや父母と一度も目も合わさず、会話もしない一日が、何日も続いてしまう事すらあるようです。...
磊落豪勇

磊落豪勇

聡明才弁(頭が良く回転し、弁が立つこと)は10、20代の若いうちに目指すべき姿ですが、30代になってきたら、磊落豪勇(らいらくごうゆう)を目指すべきと言われております。若いうちはミスをしない地頭を努力して創りますが、あまり行きすぎると自分のミスを怖がり、他人の失敗を疎む器の小さな人間になってしまいます。そうならない為にも、「たとえ失敗しても、自分に任せとけ。何とかなるさ」のような楽観主義的な性格が、人の上に立つリーダーとして求められてきます。従って、30代までにリーダーとしての成長を目指すのならば、聡明才弁から磊落豪勇へのステップアッ...