人たらし

人たらし

世の中で「真の成功者」と言われる人の共通点の一つとして、「人たらしである」ことが挙げられるかと思います。「『人たらし』ってどんな人のことを言うの?」と言うところですが、端的に言うと「チャンスをくれる人」だと私は思っています。「人たらし」という言い方だと分かりにくいかも知れませんが、とにかく人と会ったり、話したりしたら、相手をのめり込ませて行くような「相手を乗り気にさせるようなタイプの人」のことを、私は「人たらしだなあ」と思います。「才能がある」「姿形が美しい」「頭が良い」「金がある」「家柄が良い」人に惹かれがちですが、それだけでは「人...
心の三毒

心の三毒

心の三毒と聞いて、皆様は何をあげるでしょうか。嫉妬や妬み、人の不幸を願う心、卑怯な思い、人を傷つけて喜ぶ心…色々と考えつくかと思います。仏教では心の三毒と言うと「貪(とん)」「瞋(じん)・痴(ち)」を指します。貪とは貪欲とも言うように、飽くなき欲望のことを言います。「あれも欲しい、これも欲しい」と、まるで餓鬼のように、物や肩書き、お金に執着するさまです。瞋とは「怒り」のことです。瞬間湯沸かし器のように、ちょっとでも気に触ることを言うと怒り出す人、あなたの周りにも数人いらっしゃるのではないでしょうか。こう言う人たちは、本能で生きている動...
一元論か二元論か

一元論か二元論か

世の中は「陰と陽で出来ている」と言われますが、これはいわば「二元論」的発想です。この世的に見れば、悪があれば善がある、光があれば影がある、水があれば火もある…このように対極な存在が、この世の中を創っていると言う考え方です。そう言った意味では、二元論は正しいでしょう。しかし、光明思想では「影は光がない存在であり、悪は善が存在しない状態である。」と考えます。確かに、影は光が無ければ出来ません。そもそも善が無ければ、それに反する悪も無くなります。こうした一元論的な考え方は、一見この世的な事象と矛盾している様に見える時もありますが、よくよく考...
念いから全てが始まる

念いから全てが始まる

前にも書きましたが、「念い」は「想い」よりも、「思い」よりも、現実的な力を持ちます。松下幸之助翁が全国から集まった経営者における講演会を開催したときに、テーマは有名な「ダム経営について」でした。その中の質疑応答の場面で、ある方が「ダム経営の素晴らしさは分かりましたが、一体どうすればダム経営を出来るのでしょうか?」と言う質問がされました。この質問に対して松下さんは「さあ、それは分かりませんのですわ。ただ、まあ、ダム経営したいと念わなければ、そうなりませんなぁ。」と答えたそうです。これに対して「天下の松下とあろう者が、その程度しか言えない...
宗教って何なの?

宗教って何なの?

「世界の中で、無宗教と言われる国は日本も含めて数国しかない」と言われていますが、それは国が国教を持っているかどうかで、見ているからそうなるのでしょう。日本は、何処かの国のように宗教を否定している訳ではありません。いや寧ろ「信教の自由」は保証されている民主的な国家です。だからこそ、宗教戦争に対しては否定的な目で見ることが出来ます。しかしながら、その自由な日本においても「新興宗教は怪しい」と言う見方は根強くあります。ただ、仏教もキリスト教も、ユダヤ教もイスラム教も最初は新興宗教でした。既存の宗教に対して、それに抗う形で現れた宗教でした。従...
思想家は成長する

思想家は成長する

古今東西、賢人と言われる思想家は数多いらっしゃいましたが、数百年、数千年残る思想家は、ほんの一握りしか存在しません。それだけの風雪に耐えてもなお「真理を語っている」と思われる賢人だけが、人類の進化に寄与し、人々の記憶残っています。釈尊、イエス、孔子、ソクラテス、モーゼの様な宗教家、哲学者もいらっしゃれば、ニュートン、ダビンチ、アインシュタイン、エジソンなどの科学者、芸術家もいらっしゃいます。彼らの共通点として一つ挙げられることは、「成長し続けてきた人生を送っていた」と言えるのではないでしょうか。彼らの多くは人生の途中で、多くの名声や名...