最近、生徒さんから「因果応報セミナーに誘われたのですが、どう思いますか?」という質問がありました。
「因果応報のセミナーって、何を話すのだろう」という興味はありましたが、「本当の意味での、因果応報の意味を伝えられているのだろうか」という不安もよぎりました。
と言うのも前に、別のセミナー参加した方から聞いた話では「前世に悪いことをしたから、今の私はこんなに不幸なんだということを『因果応報』って言うんだよ。」と言っていたからです。
もともと「因果応報」は仏教の教えから出た言葉で「善因善果、悪因悪果」を基にした言葉です。
要するに「善き原因をつくれば善き結果が来ますよ。でも悪い原因をつくると、悪い結果が起きます。」ということです。
例えば、来週テストがあるのに、勉強もせずに毎日ゲームで遊んでばかりいれば、テストの点数も期待ハズレの結果になるでしょう。
でも、しっかりと勉強すれば、勉強しただけの結果が得られます。
もちろん「世の中そんなに単純じゃない。努力しても良い結果じゃない時だってあるじゃないか!それはどう説明するんだ!」と怒る方もいらっしゃるかも知れません。
例えば、あなたがトマトを育てることになったとします。
あなたは、毎日毎日肥料と水をやり、大切にトマトを育てました。
しかし、何故かトマトは実をつける前に枯れてしまいました。
こんなことも経験したことがあるはずです。
確かに、手間暇かけて大事に育てて来たはずなのに、結果が伴わない時も多々あります。
しかし、このトマトのように、肥料や水をやり過ぎて枯れてしまうこともあります。
結局、これも因果応報で、そのトマトにあった適正な肥料と水やりが出来ていれば、丈夫に育ち立派な実がなったはずなのだけれど、そのやり方と量が間違っていたということです。
子育ても同じようなところもあります。
手塩にかけて、愛情深く育てた我が子が、親の思い通りに育たないこともあります。
結局は、努力の方法が違ったのか、何かを見過ごしていたのか、その子の本質の部分を見誤っていたのか、なかなか分からない部分が出てきます。
こうして人は、様々な原因結果の法則を経験しながら、より善き結果を求め、善かろうと思う原因を日々創ろうと努力しているのですね。
