執筆者 西村 | 2023年07月14日 | 自分史
「山の中に庵を作り、その中に籠って悟りを得る」そんな人たちが今でも修行と称して(昔よりは少なくなりましたが)まだいらっしゃるようです。しかし、おそらく独り人里離れで得た悟りは、浅いものではないかと私は思ってしまいます。他人と言う存在を見て感じることで、人は自分を見つけることが出来るのではないでしょうか?また「他人を見ることができない人、理解することができない人、分かることが出来ない人」は、自分さえも分からない人だとも思います。他の人達の姿を見、他の人の心の在り方を見ることによって、「自分自身は、いったい何のために生まれ、何のために苦労...