心を練る

心を練る

「自分を如何に練り込むか」と言う「心の練り込み方」は人間学に通じます。これは「人は如何にして生きるべきか」と言うことに繋がりますので、あらゆる宗教の基になることであり、あらゆる哲学の本(もと)になることでしょう。それでは、「どうやって心を練り込んで行けば良いのか?」ということになりますが、ある人は山の中を歩き回り、滝に打たれる事を選んだりする人もいるでしょう。また静かな所に籠り、瞑想をする方もいらっしゃるでしょう。または、多くの人たちと出会い、その人達から学ぶ人もいるでしょう。「心の練り方」は人それぞれですが、王道は「自分にとって大切...
専門知識を得たい時

専門知識を得たい時

人生においては「どうしても、この分野の知識が必要。」となる時があります。「でも今までの自分には未知の領域で、何から手をつけたら良いのか分からない。」という事が良くあります。そうした場合には「その分野に関する書籍を、100冊読むことを目標にすれば良い。」と言われています。例えば、政治に関する事を勉強しなければならなくなったなら、図書館でも通い、とにかく政治に関する本を読みまくります。すると50冊あたりから政治評論家達が言っている事が、正しいか正しくないかくらいは何となく分かって来ます。80冊を超えた辺りから、政治についてある程度人に語る...
心を練る

読書力と仕事力

一代で世界的な企業を創られた方の読書力は、本当にすごいと思いました。松下幸之助翁も、本田宗一郎氏も、稲盛和夫氏も蔵書の数は一万冊を超えていたのでは、と言われています。ナポレオンも独裁者のように言われていますが、「ナポレオン睡眠」と言われるように「3時間しか寝なかった」と言うぐらいに、寸暇を惜しんで勉強をしていたと言われています。あのヒトラーも、夜は人と会わず、部屋に篭って本を読んでいたそうです。蔵書の数は16,000冊を超えていたと言うぐらいですから、大企業の経営者並みに読書していたようです。それくらいの読書力がないと、国のトップには...
心を練る

精読と多読

読書はどんなに年をとっても楽しめる趣味ですが、同時に自分を心の成長にとってはとても大切なエネルギー源となりますね。お話していても書籍をたくさん読んでいる人のお話には含蓄があります。本の読み方には多くく分けて2種類あります。書籍を覚え込むようにしっかりと読み込んで行く「精読」。とにかくあらゆるジャンルを早い速度で読んで行く「多読」。この両方を兼ねるのは大学教授などの知識人でも難しいと言われています。この両方を兼ねるには「意志の力」「継続の力」「忍耐力」「隙間の時間を使う努力」「発奮」が必要だそうです。この中でも「継続の力」は仕事や何事に...
愛読書を500冊持つ

愛読書を500冊持つ

ある人が「人生の目標の一つとして、一生のうちに繰り返し読むべき本、愛読書と呼べる本を500冊持てたら、かなりの教養人である。」と述べていました。500冊の愛読書を見つけるのに、どの位の書籍を読まないとならないのか・・・そう考えると道のりはまだまだ遠し。...