執筆者 orior | 2026年05月29日 | 雑記帳
秦の始皇帝が亡くなった後(毒殺されたという説もある)、2代目の皇帝になったのは胡亥でした。胡亥には兄(扶蘇)がおりましたが、宦官の趙高の策略で、辺境の地に追いやられ、そこで殺されてしまいます。趙高は有能であった扶蘇より、少々馬鹿で操りやすい胡亥を二代目皇帝にして、自分が影の皇帝となり秦を動かしたのです。胡亥を皇帝に立てて、秦の実権を握った趙高は、他の臣下が自分への忠誠を誓うかどうかを試すために、籠の中に入れた鹿を皇帝の前に出して来て、諸臣に「これは馬か鹿か?」と訊きました。すると皆んなは、どちらで答えて良いのか分からず迷いますが、趙高...