経営者の中にはゴルフが好きになり過ぎて、周りの人から「あそこの社長さん、週に3回も4回もゴルフ接待やっているけれど、会社は潰れないのかねぇ。」と、キャディーさん達に言われる様な社長さんも、皆様の周りに居たりしますよね。
接待は大事ですし、それで交友関係が出来て、仕事がうまく行くこともあるでしょう。
しかし、ゴルフがしたくて、本来の会社経営という様な志とか、会社を大きくするとか、従業員の家族の生活を守るとかいう事を忘れて、ゴルフにばかり熱中してきたら、もうこれは「玩物喪志」になります。
玩物喪志(がんぶつそうし)とは、遊び道具や遊びに夢中になって、何もかも忘れて、それに夢中になってしまう事を指します。
ゴルフ以外にも登山にハマったり、異性や温泉にハマったり、競輪競馬に熱中してしまったりし始めたら、いよいよ会社が傾き始めます。
「今の自分は、玩具にハマって周りが見えなくなっていないか?本来の仕事を忘れていないか?」の視点は、何処かで持っていないと、リーダーとしては失格と言うことになってしまいます。
公私混同は地位が高くなればなるほど、気をつけなければ行けないと言うことですね。