昨日に引き続き、中村仁一先生のご著書「大往生したけりゃ医療とかかわるな」から、自分の死を考えるための具体的行動をご紹介致します。
③別れの手紙、録音、録画を準備しましょう
突然の別れに対しては、どうしても「ああすれば良かった」「こんなことしてあげとけば良かった」などの後悔と、故人と話がしたいと言う想いが出てきます。
そんな時に、家族や親しい人達への想いを綴った手紙、録音、動画があれば、お世話になった皆に対してお話は出来ませんが、自分の想いをいくらかでも伝える事が可能です。
手紙には手紙の良さがありますので捨てきれませんが、私は動画をお勧めしております。
文字では伝えられない声や表情を込める事が出来る分、遺族にとってはかけがえのない宝物になる事でしょう。
私のように何回撮り直しても良いかと思いますし、数年後、数十年後にまた改めて撮り直しても良いでしょう。
また、生前葬を開催して、その模様を動画に残すのも良いでしょう。